朝、センター前で管理作業の準備をしていたら、
すぐ近くの茂みから「チッチッ」と鳴き声が聞こえてきました。
アオジが食べてる
声の主はアオジ。この時期になると園路に降りているのをよく見かけます。
よく見たら何かをついばんでいるようです。
一体何を食べているのでしょうか?
ヒントは秋から冬にかけて草原を歩くと服によくつく
植物です。
ヌスビトハギの実
食べていたものは「ヌスビトハギ」の実でした。
くっつき虫と呼ばれる植物のひとつで、秋に草原で作業
をしていると、いつの間にか服にびっしりとくっついて
いることがあります。
ヌスビトハギの種
実の外側は硬くて食べにくそうですが、中にはこのよう
に白くて美味しそうな種が入っています。
作業する人にとっては困りもののヌスビトハギでも、
アオジにとっては大事な食べ物なんですね。

文・写真:アーリン

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