横浜自然観察の森 いきもののにぎわいのある森ブログ

                                 季節の生きものや風景のお話を、日本野鳥の会レンジャーが発信します!

タグ:タイワンリス

前回に引き続き、落とし物の話題です。

森を歩いていると、ドングリ(スダジイの実)がたくさん落ちています。
s-IMGP0056落ちてるどんぐり
まだ袋状の皮に包まれていたり、緑色だったりするのに、もう落ちている?
s-IMGP0057若いどんぐり

ちょうどその時、木の上からドングリが落ちてきました。見上げてみると、
タイワンリス141220掛下10
犯人はタイワンリスのようです。

落とされたドングリをよく見てみると、
s-IMGP0068かじられた
s-IMGP0066かじりたて
どれもドングリの先端だけありません。
どうやら先端だけかじっているようです。
おそらく、食べやすく、おいしいところや栄養のあるところだけ食べているのでしょう。

スダジイの実は2年かけて大きくなるので、
まだ半分以上残っているのに捨てられてしまうなんて、
なんだかもったいない気持ちになってしまいました。


文:nuka
写真:nuka、かけした


こちらもお読みください。


満開に近いサクラも見かけるようになりました。
s-IMG_8685サクラ
サクラの木の下には、花びらがたくさん落ちていますが、園内では、花がまるごと落ちているのもよく見かけます。
花がまるごと「散る」のは、ちょっと不自然ですよね?

先日のブログ「桜に訪れる者たち」に、サクラの蜜を舐めるタイワンリスの動画がありますが、おそらく、タイワンリスが蜜を舐めた跡がこちらです。
(タイワンリスはこの森では外来生物です。)

これも、
s-IMGP0035かじり跡1

これも、
s-IMGP0037かじり跡2

これも、
s-IMGP0036かじり跡3
根元に切れこみがあります。
ちょっとかじって穴を開け、そこから蜜を舐めているのでしょう。

落ちているサクラの花を拾って見てみると、
舐めた証拠が見つかると思います。

花がまるごと落ちている理由は、このようにタイワンリスが蜜を舐めるためにもぎ取っているからなのでした。

文・写真:nuka

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