寒さが厳しくなってきた今日この頃、皆さまはいかが
お過ごしでしょうか?自然観察の森も大分朝の冷え込み
が強くなっています。

そんな中、先日出勤してきたレンジャーに
「朝、アオキの葉がみんな垂れていました。」と教えて
もらいました。早速見に行くと確かにどのアオキも葉が
垂れていました。
 垂れアオキ
冬以外にも水分不足で葉が垂れたアオキを見たことが
ありますが、ここまで園内中のアオキの葉が垂れている
のは初めて見ました。
アオキ以外にヤツデも垂れています。
 垂れヤツデ
その日の強い冷え込みも相まって、まるで木が寒くて
縮こまっているようでした。暖かくなれば元に戻る
かな?と思い、午後暖かくなってから見に行くと
昼アオキ
垂れていたアオキの葉が元に戻っていました。
 昼ヤツデ
ヤツデの葉も傘のように大きく開いています。

夏にこのような現象はほとんど記憶にないことから、
気温が低い時にこのような現象が起こるのでしょうか。
気温が低いとなぜこのようなことが起きるのか調べて
みましたが、残念ながら分かりませんでした。
土壌中の水分が凍ってしまい水分不足になるためかも
しれませんし、植物体の温度の低下を抑えるためかも
しれませんね。

冷え込んだ朝はこういったところも注目してみてください。

文・写真:アーリン

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