横浜自然観察の森 いきもののにぎわいのある森ブログ

                                 季節の生きものや風景のお話を、日本野鳥の会レンジャーが発信します!

カテゴリ: レンジャーや友の会の活動

毎年夏、当施設では実習生を受け入れています。
長ければ10日間一緒に仕事をし、自然を守る
仕事とはどのようなものか、理解していただく
ことがねらいです。
今夏はなんと4人もの学生から受け入れ希望があり
ました。うれしいかぎりです。
夜の生き物観察会のお手伝い、水辺の生き物や
鳴く虫の調査、外来植物の除去、館内展示の作成
のお手伝い等に取り組んでもらいました。
P8067199
・短いけれど濃い時間でした
・夜の生き物観察は初めてで驚くことばかりでした
・生き物を調べる、ということの意味がわかりました
・戦略的に運営を行っていることを知り、意外でした
・様々な分野の人と関わりながら仕事をしている
 ことがわかりました
・職員は皆やさしい。きっと自然を相手にしているから。

最後の感想をお聞きした時は少々恥ずかしくなって
しまいました・・・やさしい?いやいや・・・
実習生を受け入れるこの期間、私たちも彼らから
多くを学びます。今回も改めて自分たちの仕事につい
て考えどう説明したら理解できるか、全体を見直す機会
となりました。
この先、社会人になっていつの日か観察の森
を思い出して来園されること、願っています。

文・写真 チョコ

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自然観察の森では年に4回、水辺の生きもの調査を行っています。今回は夏の調査です!
さあ、どんな生きものに出会えるでしょう。

ざるで砂や岩、落葉などをすくって・・・
s-IMG20220721104116

いました。ヘビトンボの幼虫です。 s-P6056396
大きなアゴで他の生きもの捕らえて食べるハンターです。
成虫はこんな感じ。少し面影があるような? s-ヤマトクロスジヘビトンボ0190526霊園階段下okubo2
※名前に「トンボ」とつきますが、トンボの仲間ではありません。

他にもカワゲラやガガンボなどの水生昆虫の幼虫を見つけることができました。
どれもきれいな川で見られる生きものです。

次の調査地点へ向かおうとしたその時!
まつもいレンジャーが「ここに何かいます!」と言ったので見ると。茶色い石?いいえ違います。 s-P7216546
大きなモクズガニです。
実はこの森での観察例がとても少ない生きものです。
ハサミや脚に毛がびっしり生えています。お腹の殻が三角形になっているのでオスのようです。
モクズガニは汽水域で産卵し、子供は成長しながら川を遡上します。このカニも河口からいたち川の源流までやってきたと思うと感慨深く感じます。

調査中のまさかの出会いでした。

※園内での生きものの採集・持ち込みは禁止しています。
※危険なため川の中には入らないでください。


文・写真:ロビン
写真:まつもい


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7/12(火)友の会プロジェクト「野草の調査と保護」が主催のイベントを行います。
その名も「野草保護の助っ人」です。

希少植物の勉強をしながら、外来種や繁茂している草を抜く、簡単な作業を行います。
一緒に作業してくださる方、日程が合わないけど興味がある方はぜひご連絡ください。 s-P7171618
s-P7171606
以下詳細です。
・日程:7/12(火) 9:30-11:30 (小雨決行, 警報が出た場合は7/18に延期)
 友の会会員は7/16(土)も可 9:30-11:30,定員各回5名(先着)
・申込 / 問合せ先:entry@ynstomo.org
 (タイトル「野草保護の助っ人」,お名前,連絡先,会員の場合は希望日も)
・持ち物:軍手, 水筒, タオル, あれば長靴
・主催:横浜自然観察の森友の会「野草の調査と保護」

文・写真:ロビン

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自然観察センター前の、生態園の小道をぬけると
畑があります。多くの方がこの場所をご存知ないかもしれません。
この畑は「生きものたちの畑」
看板に記されている通り肥料は落ち葉だけ、です。
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横浜自然観察の森友の会畑プロジェクトが活動をしています。
リーダーを中心に、みなさんとても楽しそうです。
収穫なんて望めないけど・・・と話しながら、
いつも笑い声が絶えません。第一、第三土曜日の午前中が活動日です。
活動風景
今はジャガイモなどを育てています。収穫物(ほとんどとれない)
は友の会の交流行事などで活用されています。
散策の途中、ちょっと立ち寄ってみませんか?
何か生きものが遊びに立ち寄っているかもしれません。
作物
文・写真:チョコ
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3月に入り、日中の気温が10℃を越えるような暖かい日が続いています。
森の中では、産卵のためにヤマアカガエルが水辺に集まってきており、生きものどうしの様々なドラマがくり広げられていることは、前回のブログでご紹介しました。

観察の森では、2002年からボランティアの方々がヤマアカガエルの卵塊らんかい(卵のかたまり)を数える調査を毎年継続しています。
卵を産む場所や数を毎年調べることは、水辺の環境の変化を知る手がかりになり、カエルをはじめ水辺の生きものを守る活動につながります。

2月末、私もボランティアの方々の調査に同行しました。
写真1

3時間ほどかけて園内すべての水辺をまわり、卵を見落とさないように注意深く水面をチェックしていきます。
気温は高くても日陰では氷っている場所もあり、長靴ごしに水の冷たさが伝わってきます。
※許可を受けた方以外の水辺への立入はご遠慮ください。

調査の結果は、自然観察センターの展示コーナーでご紹介しています。
写真2
写真3

2月26日時点では、ヘイケボタルの湿地に173個の卵塊がありました。
今後どこまで数は増えるでしょうか?
皆さんも予想しながら、ぜひ観察の森にいらしてください!

(文・写真:あらごん)

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