全ての草地をきれいに刈ってしまうのではなく、一部を刈り残したり、地面から10㎝ほどの高さを残して刈り取ってみたりしています。
石畳を挟んで左が10㎝の高さで刈った草地。右が刈り残した草地
文・写真/かけした
季節の生きものや風景のお話を、日本野鳥の会レンジャーが発信します!
この春から業務でコナラの道を歩くことが増えました。
見慣れている風景ですが歩くたび、見えてくるものが異なります。
前回にはあまり目に入らなかった大きな葉、ヤツデ。
男性の手と比べても・・・・大きいです。
菌類がたくさん、たくさんついている幹。
1週間前にはなかったように思います。
聞こえてくる音にも変化がありました。鳥のさえずりの
間にずいぶんとニイニイゼミの音が聞こえるようになり
ました。雨が続く間にも、自然の中は変化していること
がわかります。そしてこう雨の日が多いと、
尾根道がこんなことに・・・
特にコナラ12~18にかけてはぬかるんでいました。
足元から目を離さぬようにしないと、途中足が抜けなく
なりそうな場所も。到着した時の私の長くつの様子です。
みなさまにもきっとよく歩く道、公園などの場所がある
かと思います。見慣れた風景でも、歩くたびに目に入っ
てくるものが違えば新しい発見だらけ。ただし雨の多い
この時期は、足元をしっかりと装備なさってください。
文・写真 チョコ
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緊急事態宣言にともない不要不急の外出の自粛が呼びかけられています。
このためブログではみなさまに自然情報や保全活動への取り組みなどをお届けしてまいります。
しばらくは、オンラインでお楽しみください。
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ひらひらと大きな羽を持つ昆虫が目の前を横切り、枝にとまりました。羽が長く見えた気がしたので、トンボかなと思って近づくと、トンボじゃなくてヘビトンボの仲間でした。
もぞもぞと枝の上を歩いて移動し、落ち着いたところを写真に撮ってみました。
あれ?どこだ?逃げられた?
と一瞬思いましたが、ちゃんといます。
これは、擬態(体の形や色などを周囲のものと同じように似せること)しているのか!?
遠目に見ると羽の感じが枝と似ています。
飛んでいると存在感がありますが、こうして枝にじっとしていると景色に溶け込んでいます。こうやって天敵から身を守っているのですね。
そうそう、この虫の名前はヤマトクロスジヘビトンボでした。
文・写真 / nuka
●○●こちらの記事もお読みください●○●
「自然観察の森からのお願い」
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初夏を感じさせる日が多くなりました。森の様子も
5月の写真では緑が多くなりました。
緑も1色ではありません。いくつの緑が数えられますか?
3月下旬
5月中旬
みなさまの家の近くの景色も、どんどん変わっていると
思います。お買い物途中、場所を決めて撮影をし続けま
すとその変化に気づくことができると思います。
街路樹の1本を決めて撮影を続けるのもおすすめです。
文・撮影:チョコ