横浜自然観察の森 いきもののにぎわいのある森ブログ

                                 季節の生きものや風景のお話を、日本野鳥の会レンジャーが発信します!

カテゴリ: けものやカエルその他の生きもののお話

クヌギの林での作業中、目の前にクモの巣が!
危うく顔に張りつくところでした。
巣の中心には黄と黒と赤の大きなクモがいます。どうやらジョロウグモの巣のようです。
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よく見るとなにかを糸でぐるぐる巻きにしています。 s-IMG202210121049032
チョウの仲間のルリタテハです。
調べてみるとジョロウグモは獲物がかかると、まず噛みついてから糸でぐるぐる巻きにして食べることが多いそうです。
今の時期、園内のいたるところで見ることができるこのクモ。他の巣ではどんな獲物がかかっているのでしょうか。探してみましょう。
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(アブラゼミ)
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(ウスバキトンボ)
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(ホウジャクの仲間)
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(ガの仲間?)

ほんの数十分でしたが、ジョロウグモの食卓事情を垣間見ることができました。
獲物がかかっていた巣はひらけた林の中や園路沿いにあったため、場所によって獲物のかかりやすさが違うのかもしれません。

皆さんも観察される際は、クモだけでなくかかっている獲物や周りの様子にも目を向けてみてください。
道を横断している巣もあるので歩かれる際はどうぞお気をつけて。

文・写真:ロビン

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引き続き感染防止対策にご協力ください。

台風の接近に伴って今日の森は大雨になりました。
森の生きものたちはどうしているかなと探してみると、
葉の裏でアシナガバチが雨宿りしているのを見つけました。
 アシナガバチ雨宿り
体を丁寧に手入れしていて微笑ましいです。
こちらの葉の裏にはオオシロモンノメイガがいました。
 オオシロモンノメイガ休み
オオシロモンノメイガは夜行性なので夜に備えて休んで
いるのでしょう。夜には雨が上がっているといいですね。

雨が強くなってきたのでセンターに戻ると、普段は
湿り気のあるところに隠れているコウガイビルが手すり
を元気に移動していました。(名前にヒルとありますが
ヒルの仲間ではありません)
 コウガイビル
すだれに小さなカタツムリも見つけました。
 すだれカタツムリ
晴れている時に飛び回っている生きものが雨の日に
じっとして、逆に晴れの日に身を潜めている生きものが
雨の日に生き生きと動き出すのは面白いですね。

文・写真:アーリン

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湿地に向かって歩いていると、
左の視界に何か絡むジョロウグモの巣が見えました。

どんな獲物がかかったのかな?
IMG_0719

・・・いやいや、クモが2匹いるぞ。

IMG_0730

よく見ると上のクモは白くカサカサ。
下のクモはぶらんと、足を伸ばしています。

どうやら脱皮をしたばかりのようです。
まるで分身の術。

さらに見ていると、
赤茶色の小さなクモが近寄ってきました。

IMG_0740

ジョロウグモのオスのようです。

うかつに近寄ると、メスに食べられてしまうので、
動きの鈍い脱皮直後に、
交尾を求めると聞いたことがあります。

でも、行ったり来たりでなかなか
接近しきれません。

もたもたしてるとメスが動き出すよ~。


文・写真 かなちん

ある朝、いつものように自分の席に行くと、デスクの
上に小さな白い玉がコロッと落ちていました。その正体
はなんとヤモリの卵。実は別の日にスタッフが見つけて
置いてくれたそうです。しかしまさかデスクの上に卵が
あるとは思わず、バッグを置いた際に少し当たり、卵に
穴を空けてしまいました。恐る恐る中を覗くと、
残念ながらヤモリは既に死んで干からびていました。
 干からびたヤモリ
卵を見つけたスタッフによると、見つけた時にはもう
ヒビが入っていたとのこと。
 ひび割れた卵
ヤモリの卵は乾燥に弱いため、そのヒビが原因で死んで
しまったのでしょう。このようにヤモリの卵は薄くて
割れやすいです。普通ヤモリは5月から7月くらいの間
に人目のつかない建物の壁などに卵を産み付けます。
もし皆さんが卵を見つける機会があるならば、
その時はそっと見守ってあげてください。

文・写真:アーリン

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ある日の朝、自然観察センターの裏口でなんと地面に
サワガニを見つけました。

バケツから脱出しようとするサワガニ
<バケツから脱出しようとするサワガニ>

センターは水辺に近いわけではないので、こんなところ
までサワガニが来ることは中々ありません。
捕まえてバケツに入れたところ、しばらく逃げようと
もがいていましたが、葉っぱを被せたら安心したのか
落ち着きました。

体隠して足隠さず
<体隠して足隠さず>

サワガニは暖かくなると活発になるようです。連日の雨
で地面が濡れていたのと、湿度が高いのも相まってここ
まで来たのかもしれません。

連日の雨で濡れたセンター裏口の地面
<連日の雨で濡れたセンター裏口の地面>

その後、サワガニは水辺付近に逃がしてあげました。
まだ梅雨がつづきます。雨の日や雨上がりに森を歩く時
はぜひ足元も観察してみてください。もしかしたらすぐ
近くでサワガニが歩いているかもしれません。

サワガニ

文・写真:アーリン

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