横浜自然観察の森 いきもののにぎわいのある森ブログ

                                 季節の生きものや風景のお話を、日本野鳥の会レンジャーが発信します!

カテゴリ: 鳥のお話

1月と3月に行われる初心者向けの行事
「バードウォッチングCafe」に向けて、コースの下見に出かけました。
観察センターを出発すると、モンキチョウの広場東屋前でさっそく鳥を発見しました。
sime
シメです。目の周りが黒い羽毛で覆われていて、なんとなく怒ったような顔に見えます。
地面に降りてなにかを食べているようです。
観察していると右側から…
シメとアオジ
アオジがやってきました。ものすごい至近距離。
お互い「近すぎる!」と思ったりはしないのでしょうか?
もくもくと採食を続けます。観察を続けていると…
くちばし
2羽が同じ方を向きました!
種類も大きさも違う2羽ですが、兄弟のようなシンクロ具合。
しかも2羽ともなにかくちばしに入れている瞬間です。
なんだか可愛らしくて感激しました。

1時間ほど歩いて、ほかにもメジロ、コゲラ、
ヤマガラ、シジュウカラ、カワラヒワ、ヒヨドリ、
ジョウビタキ、モズ、トビ、クロジ、ウソを見ることができました。
外は寒かったですが、元気に活動する鳥たちを見ることができて心が温かくなりました。
引き続き行事に向けて準備をしていきたいと思います。

「バードウォッチングCafe」は1月16日の回、3月11日の回ともに参加者募集中です。


文・写真:かない

朝、横浜霊園前バス停で降りると、ヒヤッとずいぶん冷たい空気を感じるようになり、すっかり冬になったことを実感します。

この時期、霊園口から階段を登って森へ向かう途中、階段の曲がり角あたりで、突然さわやかでちょっとスパイシーな?香りがすることがあります。
その香りの正体は、ミカン科の木のカラスザンショウの実です。地面を探してみると、落ちていました。写真1カラスザンショウIMG_8014
カラスザンショウの実。

紫色に熟した実の中に黒い種子があります。写真2カラスザンショウ種8020

この実には、メジロやヒヨドリなどの小鳥がよく食べに来ます。

よく食べに来るといえば、センターの窓から見えるヤツデにもメジロやヒヨドリがよく食べに来ています。写真3ヤツデIMG_8015
センターの窓から見えるヤツデ。


そんな人気のヤツデの実が気になったので、近づいて観察してみると、、、写真4ヤツデ拡大IMG_8017
なんと、冬だから全部が実だと思っていましたが、
白っぽいのは花でした!。雄しべが細くのびているのが見えます。緑色のは未熟な実です。
メジロは花をかるくつついているように見えるので、花の蜜を食べているようですが、ヒヨドリは実(もしかしたら花も)を丸ごと食べているようでした。

餌となる虫や花が少ない時期は、種子や実、わずかに咲いている花に小鳥がやって来ます。
そんな鳥と食べものの関係が気になった方は、自然観察センターで開催中の「鳥のくちばしと食べもの展」にぜひお越しください。

文・写真:nuka


今日は11月10日ですが、、
PB100001

横浜自然観察の森友の会 森の絵本づくりの会が
2001年に発行した絵本「11がつ17にち(水)はれ」
を参考に、森を歩いてみました。
PB100003

P1090180


ほんと、トビも気持ちよさそう。
PB100004


P1090478

みつけた。赤くなったカラスウリの実。きれい・・・
でも緑のしまもようはもう見えない。

絵本に導かれて歩いたタンポポの道。
本の中に紹介されている生き物の、本物と出会えました。
絵本作りの会が作成した本は観察センター内に展示中。
ぜひお手に取ってご覧ください。

文・写真 チョコ


ここ数日雨や曇りが続いていましたが、
今日は久しぶりの晴天です。森の中では、にぎやかで暖かな風が吹いています。さあこんな日は生き物たちとの出会いを求めて出かけてみましょう!
DSCN4124
自然観察センターを出発すると...
いましたいました。
DSCN409
アカタテハです。
羽ばたかせてから滑空する特徴的な飛び方なので、すぐに見つけられました。翅のオレンジ色がとてもきれいです。彼らはこのまま冬を越すのでしょうか。

もう少し進んでみましょう。

DSCN4072
DSCN4096
モンシロチョウやキタキチョウが花の蜜を求めて花から花へ飛び移っています。雨の時に摂れなかった栄養を必死に摂っているのでしょう。
しかし、エサを探しているのは彼らだけではないようです。
DSCN4089
すぐ近くにいたのはオオカマキリ。
こちらをじっと見ていますね。この時間は彼らにとっても貴重です。邪魔をしてはいけません。

そんな姿を見ていたら私もお腹が空いてきました。
そろそろ帰ることにしましょう。

「チッ、チッ、チッ」ん?お腹の音?
いいえ違います。この音はなんともお久しぶりな声ですね。
DSCN4117 - コピー
なんとそこにいたのは、この森では冬鳥のアオジ!
この声と姿、まるで私たちに冬の訪れを教えてくれているかのようです。私に気付いたようで、付かず離れずの一定の距離を保っています。この距離感、今年の初春以来で懐かしいです。

さあそろそろ本当にお腹が鳴り始める頃なので、帰りましょう。

森を散策される際は、
一度自然観察センターへお立ち寄りいただき、
「森のにぎわい掲示板」をご覧ください。

文・写真:ロビン

※「森のにぎわい掲示板」には、
 今見られる生き物の情報が載っています。
 随時更新中です。

台風19号は観察の森にも大きな爪痕をいたるところに残していきました。

コナラの道では一抱えあるようなカラスザンショウとヤマザクラが根こそぎ倒れ園路をふさいでしまいました。

尾根道でも大きな木が倒れかかっていたり、折れた枝がぶら下がっています。

台風15号の時のような通行止めにはしていませんが、園路を通行する際はくれぐれもご注意ください。

touboku
倒れたカラスザンショウとヤマザクラ【コナラの道7-8間】

さて、台風後の園内を巡回していると暑かった夏に比べて、よく鳥たちの声が聞こえるようになりました。

「ヒヨ、ヒヨ、ヒヨ、ヒヨ」とヒヨドリが上空を数羽の群れで移動していくにぎやかな声。南方に渡る群れでしょうか。

「ヒッヒッヒッヒッ、ピュルル」と小声で鳴くのはキビタキ。こちらも渡り途中のようです。

「ツィー」と一声。飛びながら鳴いたのは大型ツグミの仲間。冬鳥のシロハラや渡り途中のマミチャジナイかもしれません。

アキアカネの丘の梢からはモズの「キーィ、キチキチキチキチ」と甲高い声が聞こえてきました。(10月14日撮影)
mozu

どれも秋を感じさせられる声。
いまは復旧作業中に元気をもらえる声でもあります。

文・写真/かけした

↑このページのトップヘ