ジョウビタキ/メス
ジョウビタキ/オス
秋から初春にかけて1羽で行動し、なわばりを作ります。他のジョウビタキが自分のなわばりに侵入すると、追い出そうとします。
ペリット(消化できない物の塊)を吐き出すメス
今年はオスとメス、それぞれ1羽のジョウビタキを観察できましたが、2羽ともピクニック広場をなわばりにしていました。他の場所だと、争いに発展するのですが、自然観察にいた2羽は特に争っている様子はありませんでした。
獲物をめがけて飛び立つオス
ピクニック広場は冬季に草刈りを行ったので、ジョウビタキが食べるクモや昆虫を見つけやすくなったようで、杭やロープに止まって獲物を探している姿をよく目にしました。また、ウツギなどの種子類も豊富にありました。
クモを捕まえたメス
縄張りでの排除行動が起きなかったのは食料資源が豊富にあった事が理由の一つなのかもしれません。
ピクニック広場を縄張りにしていたジョウビタキは2羽ともに、最近の観察報告がないので、繁殖地に移動したのだと考えられます。
秋に横浜自然観察の森に戻ってきてね!
写真・文 おかもと