横浜自然観察の森 いきもののにぎわいのある森ブログ

                                 季節の生きものや風景のお話を、日本野鳥の会レンジャーが発信します!

カテゴリ: 昆虫のお話

一日中雨が降っていたため、
自然観察センターの屋根の下を探していると・・・ 
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網戸にハラビロカマキリのたまご(卵鞘=らんしょう)を発見しました。

写真を撮っていたところ、かないレンジャーがそのたまごを産んでいる瞬間を撮ったよと教えてくれたので、実際に写真を見せてもらうと・・・
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ここであることに気がつきました。
それはたまごの”色”です。
私が見た時には濃い茶色でしたが、
産みたてのものは青っぽい色をしています。

かないレンジャーは4日前に撮影したそうなので、
時間が経つにつれ段々と色が変化したのですね。

カマキリのたまごを目にすることが増える時期ですが、
色に注目してみると産みたてかどうかがわかるかもしれません。


文:ロビン
写真:かない、ロビン

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先日、ボランティアのみなさんとピクニック広場の草刈りを行いました。
横浜自然観察の森の草地ではすべてを刈り取るのではなく選択的に刈り残し箇所もつくっています。
今回はツルボという植物が咲いているエリアを刈り残しました。
ツルボは特に珍しい植物でもないのですが、蜜を求めて昆虫がよく集まります。
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ハチやチョウの仲間など比較的大きい種類ばかりに目がいきがちですが、よくよく観察していると、ササグモと思われるクモが隠れているのを見つけました。
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花にやってくる小さな昆虫を待っているようですが、なかなかいい大きさの獲物がやってきません。

フタモンアシナガバチがきましたが、手も足も出ないようです。
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ほかの花でも待ち伏せているクモを見かけましたが、観察している間に捕らえたところは見られませんでした。
いったいどんな昆虫を待っているのでしょうか。皆さんもクモと一緒にじっくり待ってみてみませんか。

ほかに見られた昆虫たち
(左上)キタキチョウ (右上)ヒメハラナガツチバチ
(左下)ヒメウラナミジャノメ (左下)オオハナアブ
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文・写真/かけした

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横浜市は現在「緊急事態宣言」が適用されています。
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先日、センターの中でお昼休みをしていたら窓から何か
入ってきました。
 セイボウ
セイボウです。
メタリックに輝くブルーのボディがとてもキレイです。
お腹の突起の数で種類が判別できるようですが、確かめる前に飛んで行ってしまいました。

セイボウは見失ってしまいましたが、代わりに別の
生きものを見つけました。
 ヒナカマキリ
ヒナカマキリです。大人でも体長が2センチほどの
小さくて可愛いカマキリです。

他にも何かいないかなと床を見ると、クモが歩いていました。
 ヘリジロサラグモ? オス?
サラグモの仲間でしょうか。ヘリジロサラグモのオスに
よく似ています。

今日はセンターに色んな生きものがいたなと思って
いたら、帰り際にムカデの幼体が出てきました。
 子どもムカデ
大人と違い、ブルーとイエローの模様からは爽やかさを
感じます。

この日はセンターの中にいながら、たくさんの生きもの
に会うことができました。
これも森が豊かだからなのでしょう。
皆さんも家の中を探せば意外な生きものに出会えるかも
しれませんね。

文・写真:アーリン

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舗装路を歩いていると足元にオオスズメバチが!
横にはアブラゼミの死骸。
一体何をしているのでしょう。
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刺激しないようにそーっと観察していると、大きく力強いアゴでセミの硬い体をガシガシかみ砕いていました。
しばらくすると中から肉を取り出しコネコネと器用に丸め始めました。
セミ肉団子の出来上がりです。
肉団子
顔くらいの大きさまでこねると、食べることなく、アゴと足で抱え、飛び去っていきました。

じつはスズメバチの成虫は固形物を食べることができず、花の蜜や樹液などの液体を栄養源としています。
では、なぜ肉団子を作ったのでしょうか。
それは巣でおなかを空かせて待っている幼虫たちに与えるためです。
幼虫は肉食で、固形物を食べます。幼虫が食べやすいようにこねていたのですね。
また成虫は、肉団子をあげると、幼虫の口から分泌される栄養満点の液体をもらうことができます。
栄養液にはたんぱく質などが多く含まれているそうです。

恐れられることの多いスズメバチですが、巣で待っている家族のために日々頑張っているのですね。

※ハチに出会ったら、手で払ったり、走ったりせず、ハチが離れていくのを待ってください。
たくさんのハチがいたら近くに巣がある可能性があります。その場から離れてください。
※巣があるかもしれませんので、園路からは外れないでください。

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文・写真:ロビン

横浜自然観察の森では年に一度、専門家を講師にお招きし、生きものの生態や「いきもののにぎわいのある森づくり(生物多様性の豊かな森の保全)」へ理解を深めるための講演会と実習を行なっています。
今年度は新型コロナウイルス対策のため、9月4日(土)に講演会のみをオンライン配信によって開催します。

今回は観音崎自然博物館学芸員の佐野真吾さんに、「10年後はどうなっているのか?~トンボとゲンゴロウから見た、神奈川県東部と自然観察の森~」と題してご講演いただきます。
佐野さんはゲンゴロウ、タガメ、トンボなど水辺の生きものの研究がご専門で、講演ではふだん見慣れない水の中の昆虫たちについて、たっぷりご紹介いただける予定です。
生きもの講演会2021チラシ

参加申込み締切りは8月25日(水)です。
申込み方法と詳細はこちらからご確認ください。

たくさんのご応募お待ちしております!

文:あらごん

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自然観察センターの新型コロナウイルス感染予防対策について
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