2018年02月28日 目が覚めたよー! コナラの枝先は、まだぎゅっと硬く閉じていますが、今日は日差しが熱いくらいの日になりました。枯れたススキの葉をなにかが向こうから抱きしめています。おはよう。また会えたね。冬を乗り切ったツチイナゴが、ゆるりゆるり体を温めていました。明日は春の嵐だそう。次に起きてくるのは誰だろうか。写真・文 かなちん去年の今ごろは・・・生きもののにぎわいのある森ブログ「春をよろこぶ」
2018年02月18日 春を迎える前に 自然観察センター周辺ではオオカマキリの卵鞘がいくつも見られます。ところが分解されて中の卵が取り出されてしまったものも見つかりました。いったいどうしたのでしょうか。事情を知っているレンジャーによるとシジュウカラがつついていたそうです。今日もシジュウカラの群れがセンター周辺で食べ物を探していました。残りの卵鞘は鳥たちに見つからず春を迎えることができるでしょうか。継続して観察してみたいと思います。文・写真/かけした
2018年01月11日 かくれんぼ2 1月、ピクニック広場を歩いていて冬に虫を発見しました。突然ですが問題です。下の写真の中に虫がかくれています。どこにいるでしょうか。写真をクリックすると少しだけ大きくなります。上の写真より少しアップの写真を載せます。(写真をクリックすると少し大きくなります)答えはもっとアップの答え写真ヒシバッタの仲間です。お日様がでていて暖かかったので出てきてしまったのかもしれません。森の中を目を凝らして歩いてみるとかくれんぼしている虫に会えるかも。2017/9/10に載せている「かくれんぼ」も是非見てください。写真・文/スティッチ
2017年12月13日 当たるかな?カマキリ雪予報 木々は落葉し、虫の気配も少なくなり、いよいよ森は冬の装いです。それでも、じっくり観察すれば生き物の気配や痕跡は見つかります。観察センターの周りでは、カマキリの卵が見つかりました。センター入口の木の枝やゴロスケ館の入口看板にもゴロスケ館の看板には3個もありました。今紹介したのはハラビロカマキリの卵です。今年はなんとなく見上げる場所に産み付けられているものが多い気がします。一説によると、カマキリの卵が高い場所にあると、その冬は雪が多い傾向があるようです。今年は積雪の多い冬となるのでしょうか。おや、こんなところにも。あまり当てにならないかも?(文・写真 やまちゃん)
2017年11月26日 秋晴れの日に 夏から秋にかけて森の主役だった虫たちの姿もそろそろ見納めですね。晴れているのに日の当たらない園路沿いのアオキの葉上でヒメクダマキモドキがじっと寒さに耐えていました。キリギリスの仲間の中で遅い時期まで見かける一種で、日向にいるときは活発に歩いたり、飛んだりしています。冷え込んだ朝には地面で動けなくなっているところも見かけハッとさせられます。アキアカネの丘の水たまりではあたたかな日差しに誘われて、アキアカネが飛び回っては日当りのいいところに着地していました。それを見つけた男の子が元気に追いかけていました。昆虫少年もしばらく見納めとなるころでしょうか。秋晴れの日は紅葉がりついでに、日向ぼっこをしている虫さがしで楽しんでみませんか。文・写真/かけした