横浜自然観察の森 いきもののにぎわいのある森ブログ

                                 季節の生きものや風景のお話を、日本野鳥の会レンジャーが発信します!

カテゴリ: 昆虫のお話

先日、ボランティアのみなさんとピクニック広場の草刈りを行いました。
横浜自然観察の森の草地ではすべてを刈り取るのではなく選択的に刈り残し箇所もつくっています。
今回はツルボという植物が咲いているエリアを刈り残しました。
ツルボは特に珍しい植物でもないのですが、蜜を求めて昆虫がよく集まります。
tsurubo

ハチやチョウの仲間など比較的大きい種類ばかりに目がいきがちですが、よくよく観察していると、ササグモと思われるクモが隠れているのを見つけました。
s-sasagumo

花にやってくる小さな昆虫を待っているようですが、なかなかいい大きさの獲物がやってきません。

フタモンアシナガバチがきましたが、手も足も出ないようです。
futamonashinaga
ほかの花でも待ち伏せているクモを見かけましたが、観察している間に捕らえたところは見られませんでした。
いったいどんな昆虫を待っているのでしょうか。皆さんもクモと一緒にじっくり待ってみてみませんか。

ほかに見られた昆虫たち
(左上)キタキチョウ (右上)ヒメハラナガツチバチ
(左下)ヒメウラナミジャノメ (左下)オオハナアブ
tsurubotomushi

文・写真/かけした

こちらもお読みください
横浜市は現在「緊急事態宣言」が適用されています。
引き続き感染防止対策にご協力ください。

先日、センターの中でお昼休みをしていたら窓から何か
入ってきました。
 セイボウ
セイボウです。
メタリックに輝くブルーのボディがとてもキレイです。
お腹の突起の数で種類が判別できるようですが、確かめる前に飛んで行ってしまいました。

セイボウは見失ってしまいましたが、代わりに別の
生きものを見つけました。
 ヒナカマキリ
ヒナカマキリです。大人でも体長が2センチほどの
小さくて可愛いカマキリです。

他にも何かいないかなと床を見ると、クモが歩いていました。
 ヘリジロサラグモ? オス?
サラグモの仲間でしょうか。ヘリジロサラグモのオスに
よく似ています。

今日はセンターに色んな生きものがいたなと思って
いたら、帰り際にムカデの幼体が出てきました。
 子どもムカデ
大人と違い、ブルーとイエローの模様からは爽やかさを
感じます。

この日はセンターの中にいながら、たくさんの生きもの
に会うことができました。
これも森が豊かだからなのでしょう。
皆さんも家の中を探せば意外な生きものに出会えるかも
しれませんね。

文・写真:アーリン

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横浜市は現在「緊急事態宣言」が適用されています。
引き続き感染防止対策にご協力ください。

横浜自然観察の森では年に一度、専門家を講師にお招きし、生きものの生態や「いきもののにぎわいのある森づくり(生物多様性の豊かな森の保全)」へ理解を深めるための講演会と実習を行なっています。
今年度は新型コロナウイルス対策のため、9月4日(土)に講演会のみをオンライン配信によって開催します。

今回は観音崎自然博物館学芸員の佐野真吾さんに、「10年後はどうなっているのか?~トンボとゲンゴロウから見た、神奈川県東部と自然観察の森~」と題してご講演いただきます。
佐野さんはゲンゴロウ、タガメ、トンボなど水辺の生きものの研究がご専門で、講演ではふだん見慣れない水の中の昆虫たちについて、たっぷりご紹介いただける予定です。
生きもの講演会2021チラシ

参加申込み締切りは8月25日(水)です。
申込み方法と詳細はこちらからご確認ください。

たくさんのご応募お待ちしております!

文:あらごん

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自然観察センターの新型コロナウイルス感染予防対策について
横浜市は現在「緊急事態宣言」が適用されています。
引き続き感染防止対策にご協力ください。

gamazumi-3
ガマズミの未熟の実が目立つようになってきました。
枝先に緑色のやや扁平な形をしたものがいくつもついています。

秋には丸い真っ赤な実に熟します。
gamazumi-2
(2015年11月撮影)

ところが別の枝先には毛に覆われた実を見つけました。
フワフワのさわり心地がなんともいえず、いいです。
gamazumi-1

じつはこれ、ガマズミミケフシという虫こぶで、ガマズミミケフシタマバエというハエが寄生してこのような形を作らせてしまったものです。

この中でハエの幼虫が成長していくのですが、この先秋ごろにはいったいどんなふうになっていくのでしょうか。

ガマズミの実を見つけたら、ぜひ秋まで観察してみてください。

文・写真/かけした

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自然観察センターの新型コロナウイルス感染予防対策について横浜市は現在「まん延防止等重点措置」が適用されています。
引き続き感染防対策にご協力ください。

ミズキの道を歩いていた時のこと、
ふとススキに目をやると、フクログモの巣が開いているのを見つけました。
 開いていたフクログモの巣
フクログモの仲間はススキを折り曲げて巣を作ることで
知られています。
 フクログモの巣
開いているのは動物の仕業でしょうか?
せっかく開いているので中を覗くと変わった模様のアリ
を見つけました。
*フクログモの仲間には毒がある種もいます。
不用意に開けないようお気を付けください。
 シベリアカタアリ
黒色の頭とお腹、赤みがかった胸部と脚、
お腹にある薄黄色の4つの斑点が目をひきます。
図鑑で調べるとシベリアカタアリであることが分かりました。
名前の通りシベリアにも生息しているようですが、
外来種というわけではなく、ほぼ全国的に見られるようです。

なぜこんなところに集まっているのか、一匹のアリをよく観察すると、頭の先に小さなアブラムシがいるのがわかりました。
このアブラムシが出す蜜をなめに来ていたようです。
 アリとアブラムシ
アリによって食べ物の好みは様々ですが、このアリは
アブラムシの蜜が好きみたいですね。
疑問が解けてスッキリしました。

文・写真:アーリン

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