横浜自然観察の森 いきもののにぎわいのある森ブログ

                                 季節の生きものや風景のお話を、日本野鳥の会レンジャーが発信します!

カテゴリ: 植物のお話

今日は11月10日ですが、、
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横浜自然観察の森友の会 森の絵本づくりの会が
2001年に発行した絵本「11がつ17にち(水)はれ」
を参考に、森を歩いてみました。
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ほんと、トビも気持ちよさそう。
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みつけた。赤くなったカラスウリの実。きれい・・・
でも緑のしまもようはもう見えない。

絵本に導かれて歩いたタンポポの道。
本の中に紹介されている生き物の、本物と出会えました。
絵本作りの会が作成した本は観察センター内に展示中。
ぜひお手に取ってご覧ください。

文・写真 チョコ


森の景色にしゅーん、しゅーんと
ススキの穂が立ち始めると、
一気に秋らしくなります。

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冬までの長い間、存在感があるものの、
気がつくと綿毛をふくらませています。

この秋はちゃんと「花」を見ようと
意気込んでいました。


ススキの花、見たことありますか?
稲と同じで目立った花びらは持ちません。

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それでも、穂の1本1本を気にすると、
黄色いものがゆらゆら揺れて可愛らしいです。

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黄色く下がるのが、花粉をためた雄しべ。
2つずつ、ごく細い糸でつながっていました。

白いブラシのようなものが、雌しべ。
透き通るような色ですね。


虫眼鏡やカメラを使って
ようやく見えました。

とても繊細なつくりで、
観察にひと手間かける感動がありました。

写真・文 かなちん


森の中では、台風15号の爪痕が多く残っています。
そんな中、ピクニック広場で枝が下に垂れ下がっているヌルデの木を発見!これも台風の影響かな?
近づいてみるとそうではないことがわかりました。
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ヌルデの枝全体がクモ?の糸で張り巡らされ、
葉もボロボロになっています。
さらに近づいてみると...
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そこにいたのはトサカフトメイガという蛾の幼虫。
一心不乱にヌルデの葉を食べています。
黒字にオレンジラインと中々エキゾチックな見た目をしていますね。一つの木に少なくとも10匹はいます!
しかし、人はかぶれることのあるヌルデの葉を食べるなんてこの幼虫は強すぎます。

おっと!
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糸の巣の外にいたのはなんとハラビロカマキリ!
まるで巣から出てくる獲物を待ち構えているような・・・

そんなことを知ってか知らずか、
幼虫たちはヌルデの葉をただひたすら食べ続けていました。

その後、彼らは地中で冬を越し、
来年の初夏にはこの森の中を羽ばたいていることでしょう。無事成虫になってくれることを願うばかりです。

皆さんも同じような木を見つけたら、
手では触れずに注意しながら観察してみてくださいね。

文・写真:ロビン

※ヌルデはウルシの仲間です。
 直接触れるとかゆみやかぶれなどの症状が
 出る恐れがあります。ご注意ください。
 トサカフトメイガの幼虫には毒はありません。

どうも新米レンジャーのロビンです!
森ではここ一週間、
雨がぱらつく梅雨らしい日が続いています。

朝、自然観察センターへ向かう途中、
濡れた階段をゆっくり登っていると、
足元にこんなものが!
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ヤブタバコの葉っぱがボロボロに...。
一体誰がこんなことを...。

こんな食べ方をするのはハムシに違いない!
けれど、いくら調べても出てきません。

途方に暮れている私の前に現れたのは・・・
先輩レンジャーかなちんだ!

例の葉っぱを見てもらうと・・・
すぐに正体がわかりました!
(私も夢中でしらべた虫でした。...byかなちん
 →2017/4/25のブログにて...I   s-P7158342
この綺麗な虫は、
カシルリオトシブミといいます。
ハムシと同じく葉っぱを食べる、
"オトシブミ"の仲間でした。

あらためて探しに出かけたところ、
残念ながら、
葉っぱのゆりかご(揺籃=ようらん)を
見つけることはできませんでしたが・・・
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ちょうどムラサキシキブの葉っぱを食べているところを
見ることができました!
一生懸命食べていますね~。

その後も探してみると、
ムラサキシキブの葉っぱの上の方で、
多く見つけることができました!

皆さんも、
森で不思議なものを見つけたり聞いたりしたら、
自然観察センターのレンジャーまで!

新米レンジャーの探求は続く...
←To be continued...

文・写真:ロビン

※梅雨の時期の園内では、
 敷石や路面が濡れており、
 大変滑りやすくなっておりますので、
 足元には十分ご注意ください。

もうヤマザクラやオオシマザクラ、ソメイヨシノなどのサクラの花は散って、徐々に新緑がまぶしくなってきています。
しかし、これから満開になるサクラがまだあります!


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ウワミズザクラ
ブラシのような花の集まり(花序)です。


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イヌザクラ
ウワミズザクラよりも小ぶりな花序です。
これから咲くつぼみがたくさんあります。


どちらも葉が出た後に白い花が咲きます。
ちょっとサクラのイメージとは違う雰囲気の花ですが、同じサクラの仲間です。
森では、他のサクラより数は少ないですが、これから花が満開になります。

他にもこれから様々な花が咲いてきますので、
まだまだ花見ができますよ。


文・写真: nuka

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