横浜自然観察の森 いきもののにぎわいのある森ブログ

                                 季節の生きものや風景のお話を、日本野鳥の会レンジャーが発信します!

2022年11月

本日主催行事「つながりの森を歩こう 
称名寺市民の森」を開催しました。
image_50440449
今回は大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で注目されて
いる北条家ゆかりの称名寺を訪れました。お寺の
裏にある市民の森の自然はレンジャーがご紹介。
またお寺の周辺は副ご住職からご説明をいただきました。
image_50461953
市民の森は少し険しい箇所もありましたが、ヒヨドリや
エナガ、トビをしっかり観察。池にはアオサギがいて、
カワセミの声も聞こえました。
イチョウやカエデの仲間の紅葉がそれはそれは
すばらしく!今回ご紹介した生き物は中世でもみられた
のだろうか・・?個人的にはそんなことをつらつら思い
ながら歩きました。
1258年頃、金沢北条氏一門の北条実時によって創建
された称名寺。鎌倉にある「極楽寺」とともに関東
で2つしかない真言律宗の寺院とのことです。
北条実時は、現在小栗旬さんが演じる北条義時の孫
にあたります。
鎌倉鶴岡八幡宮にある鎌倉国宝館では12月末まで
「北条展」を開催中。一部金沢北条についての展示
もご覧になれます。
ぜひ称名寺市民の森、称名寺、そして鎌倉国宝館を
訪れ、自然だけではなく歴史にもふれてみてください。
IMG_1313re
文・写真 チョコ
こちらもお読みください
引き続き感染防止対策にご協力ください

秋も深まり森の紅葉もだいぶ進んできました。
木々や草の実もさまざまに実り、動物たちの食べ物にもなっています。

s-OB183318T
マユミの実を食べるコゲラとメジロ
今年はマユミの実が目立ちます。

s-OB183464aT
エノキの実を食べるアカハラ

s-OB183192T
イノコヅチの実を食べるベニマシコ(渡り途中)

s-TA225586T
園路で見かけたタヌキのフンにも木のタネが入っています。
地上に落ちたものを食べたのでしょうか。

みんな秋の実りを楽しみにしているようです。


残された実なども、中には次世代をつなぐ大切な種子となり、生きものたちの命をつないでいきます。

人間が食べることはほとんどないかと思いますが、オーナメントなどとして木の実などを持ち帰ろうとされる方をときどき見かけます。
生きものたちのためにも採集禁止のルールを守って秋の森を楽しんでいただけるとうれしいです。
採集されている方を見かけた際はレンジャーがお声がけさせていただいています。

文・写真/かけした

こちらもお読みください
引き続き感染防止対策にご協力ください


先日、プログラム「レンジャーと森を歩こう」を実施しました。

レン森
このプログラムは宿泊や遠足で利用する小学校を対象とし、横浜自然観察の森を歩いて森や生き物への理解を深めることを目的としています。

僕はアキアカネの丘下のクヌギの林で「レンジャーやボランティアさんがどのようにして森を守っているのか」を15分ほどのレクチャーで説明しました。
しゃしん3

切り株からまた新しい芽がたくさん生えることを伝え、その状態の切り株を実際に見せたところ驚いた声や「すごい!」などの言葉が出ました。さらに切り株から生えたたくさんの芽がどんどん成長していき、やがてまた大きな木へと再生することを話しました。

しゃしん2


では、なぜクヌギの林ではレンジャーやボランティアさんが手を加えているのか?
じつは、人が手を入れた明るい林を好む動物や植物はたくさんいます。
そんな動物や植物たちを守るために木を切り明るい林を保っているのです。

しゃしん1

今の季節は緑色だった葉っぱが鮮やかなオレンジや黄色に色づき始めています。
さらに、ヒヨドリやシジュウカラ、モズなどの鳥たちの賑やかな鳴き声もよく響きます。

皆さんも人が手を入れた明るい林や、たくさんの芽が生え再生しようとしている切り株を実際に見に来てくださいね。

文:キタムー 写真:キタムー、かけした

こちらもお読みください

引き続き感染防止対策にご協力ください

自然観察センターの前にサークルベンチに囲まれた1本
のケヤキがあります。
 ケヤキ
先日このケヤキにある生きものがいました。
 登るカマキリ
ハラビロカマキリです。他にもいないか探したところ、
合計4匹も見つけました。卵が入っているのか、
どのカマキリもお腹がとても膨らんでいます。
 お腹の大きなカマキリ
見ているだけで重そうなお腹ですが、カマキリ達は
ゆっくりとした足取りで上へ上へと登っていきます。
一体どこまで登るのでしょうか。

次の日ケヤキを見に行くとカマキリの姿はなく、代わりにカマキリの卵がありました。
 卵
「よくあそこまで登ったな」と思うくらい、ケヤキの
てっぺんの枝の先に産み付けられていました。
何故あそこまで高く登る必要があったのか調べて
みましたが、残念ながら理由は分かりませんでした。
ハラビロカマキリの卵はこのように木の枝に付いている
ことがあります。
来園される際は是非探してみてください。

文・写真:アーリン

こちらもお読みください
引き続き感染防止対策にご協力ください

↑このページのトップヘ