秋が深まる中、草地のあちらこちらで黄色の花が目立ちはじめています。 

この黄色の花は北米原産の外来植物セイタカアワダチソウです。
ススキなどの在来植物と競合、駆逐し分布を広げていきます。タネだけでなく、地中にも茎を伸ばして増えていくので根っこから抜き取らなければなりません。
ススキなどの在来植物と競合、駆逐し分布を広げていきます。タネだけでなく、地中にも茎を伸ばして増えていくので根っこから抜き取らなければなりません。
自然観察の森では、在来種が暮らせる草地を維持してくため、セイタカアワダチソウの駆除を行っています。
今回、その活動の一端をキオクシアシステムズ株式会社の皆さんにご尽力いただきました。
(セイタカアワダチソウを駆除している様子)
今年度の作業場所はチガヤなどが多く生えるアキアカネの丘・下で、バッタやノウサギなどが観察されている場所です。
草地の外周部を囲むように生えるセイタカアワダチソウを総勢26名でどんどん抜いていきます。
大きいものは成人男性の身長をはるかに超えるほど。
およそ1時間抜き続けて・・・
なんと山盛りに。2,000本以上はありそうです。
小さい株まで目を凝らして抜いていただいたおかげで草地から黄色い花が無くなりました。皆さん達成感で溢れているご様子。
最後に活動の記念として社名入りの杭を立てました。
新入社員の皆さんが協力して打ち込んでいました。
(※杭は、友の会雑木林ファンクラブに園内で発生した材を使って作っていただきました)
このように企業の皆さんにもご協力いただきながら「いきもののにぎわいのある森づくり」を行なっています。
ご協力いただいたキオクシアシステムズ株式会社の皆さん、ありがとうございました。
文・写真:ロビン
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引き続き感染防止対策にご協力ください。