横浜自然観察の森 いきもののにぎわいのある森ブログ

                                 季節の生きものや風景のお話を、日本野鳥の会レンジャーが発信します!

2021年11月

体の芯から冷えるような日が続いています。
昼休みに出かける短い時間の散歩にも、寒さに負けないように気合を入れないといけません。
双眼鏡とカメラを持って、寒さ対策をして、いざ出発!

ミズキの谷にやってきました。
観察小屋の窓から池をのぞくと…マガモがいました!
池の右奥の、木が集まって浮かんでイカダのようになっている場所の上にオスが1羽。
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そこから少し離れた場所にメスが2羽とオスが1羽休んでいました。
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どんよりとした空と水の色に、オスの顔の青緑色が光って見えます。
マガモたちを観察していると、水を飲んだり、羽に顔をうずめて休んだり、なんともゆったりとした雰囲気です。
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しばらくすると今度はカワセミが現れました。
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カワセミは何回も池に潜り、エビや小魚などをとろうと頑張っていて、マガモとは対照的に忙しそうです。
場所を変えながらチャレンジしている様子でしたが、成功して食事している姿は見られませんでした。
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ほかにもエナガの群れが通り過ぎて行ったり、ヒヨドリが行ったり来たり、にぎやかな池の様子が見られて、気合を入れて外に出た甲斐がありました!

マガモとカワセミは数日前からミズキの谷の池で頻繁に見られているようです。
ほかのカモ類も数種観察されています。しばらくいてくれると嬉しいですね。

ミズキの谷方面へ行かれた際は、観察小屋で池をのんびりと眺めてみるのがおすすめです。
IMG_8998


文・写真:かない


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朝から夏の夕立のような激しい雨が降っていたある日、午後から小降りになったので、巡回のため森に出かけました。小径を歩いていくと、落葉のすき間から何やら白くて長いものがにゅるりと顔をのぞかせていました。
写真1

一瞬ヘビかと思って身構えたのですが、動く気配はなく、どうやらキノコの仲間のようです。顔を近づけると、独特の悪臭を放っていて、周りに小さなハエたちが集まっていました。
写真2

この日は先を急いでいたので、写真を数枚撮ってその場を後にしました。
数日後、あのキノコはまだあるかなと同じ場所に行ってみたのですが、跡形もなく消えていました。
写真3

写真をもとに図鑑で調べてみると、「スッポンタケ」というキノコで、その悪臭で小さな昆虫をおびき寄せ、胞子を運んでもらうのだそうです。
何と、食用として中華料理にも利用されるのだとか!
成長すると数十分から一日ほどで溶けてしまうそうで、貴重な出会いとなりました。

(文・写真:あらごん)

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毎年この時期になると個人的にワクワクするタネがあります。

それは足元に目を配りながら歩いていると見つけることができる、タンポポの綿毛を大きくしたようなテイカカズラのタネです。
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5月ごろ咲かせた花が今ごろから完熟します。

このタネは、袋果(たいか)といって細長い袋状の実の中に含まれています。袋果は花からはとても想像できな形をしています。
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熟すと実が縦に裂けて先ほどのタネが出て風に乗って散布されるのです。
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テイカカズラはつる性の常緑広葉樹で樹木の幹に絡みついています。
綿毛を見つけたら樹上の袋果を探してみてください。
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すぐ真上で見つかることもあれば、風で飛ばされ元の木から遠く離れたところに着地していて全く見つからないこともあります。いったいどこから飛んできたのか想像するとワクワクするのです。

文・写真/かけした

Handmade fence building by volunteers

すっかり秋らしい園内「ピクニック広場」です。
葉の色も黄色に変わってきました。足元からは
コオロギの仲間でしょうか、たくさんの虫の音が
聞こえてきます。あちらこちらに土の小山、
モグラ塚も目立ちます。
広場に入りますと、ロープの奥に遠くに柵が見え
てきます。

ロープ向こうそださく

これは園内でボランティア活動をしている
「雑木林ファンクラブ」による手作りの柵です。
そだ柵正面
柵の雰囲気、すてきです。
冬場は冬越しをする生きものも利用しています。
そだ柵作成中
作成の様子はこちらでもご紹介中。
下部にササを敷き詰め、その上にアベマキやスダジイ
の枝を詰めています。作成には数日かかりました。
以前もタンポポの道3の脇、またクヌギ林にも柵を作っ
ています。
そだ柵横から
雑木林ファンクラブの活動は水曜、土曜。
園内にお越しの際は生きものはもちろん、
ボランティア活動の様子もぜひご覧になってください。
文:チョコ

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