横浜自然観察の森 いきもののにぎわいのある森ブログ

                                 季節の生きものや風景のお話を、日本野鳥の会レンジャーが発信します!

2021年10月

秋のイベント情報です!
緊急事態宣言が明け、センターが主催する久々の野外活動イベントです。
11/15(月)までに事前申込みが必要になりますので、ご興味のある方はお申込みをお忘れなく!!
※お申し込み多数の場合、抽選があります。

横浜自然観察の森の近くに、朝比奈北市民の森があります。
皆さんご存じですか?
今回は、レンジャーだけでなく、地質の専門家もお呼びして、朝比奈北市民の森の動植物や地形地質についてお話しながらご案内します。
地形の成り立ちや自然と人々の生活とのつながりについて学びながら、朝比奈北市民の森を歩いてみませんか。

つながりの森を歩こう2021チラシ

◇日 時:2021年11月23日(火・祝)10:00~12:00ごろ
     雨天時は11/27(土)に延期
◇場 所:朝比奈北市民の森(集合・解散)
     詳細は参加者へ事前にお知らせします。
◇講 師:田口公則 氏
     (神奈川県立生命の星・地球博物館
     主任学芸員)
◇対 象:神奈川県在住の中学生以上 10人(抽選)
     健脚向け。
     健康で起伏のある山道や長い階段を
     昇り降りできる体力のある方。
◇参加費:無料

※新型コロナウイルス感染状況によりオンラインイベント等に変更する場合があります。
オンラインイベントに変更となる場合は、上記条件を満たしかつ、カメラとマイク付きパソコンをお持ちで、ZOOMによる通信環境の整う方が対象となります。

◇申 込:下記項目を明記の上、11月15日(月)までに
     メールまたはFAXでお申し込みください。
     締め切り後、抽選結果をお知らせいたしま
     す。
(1)イベント名:つながりの森を歩こう11/23
(2)全参加者の名前とふりがな
(3)お住まいの市町村
(4)代表者の連絡先電話番号
(5)FAXの時はFAX番号
(6)どこでこのイベントを知ったか
(7)キャンセル待ちの希望有無
Eメール:yokohama-nc@wbsj.org
    (アットマークを半角に変えてください)
FAX:045-894-8892


文:まつもい


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引き続き感染防止対策にご協力ください。

アキアカネの丘で管理作業をしていた時のこと。
手がチクチクするので見てみると、軍手にチカラシバの
種がびっしりとくっついていました。
 軍手にチカラシバ
チカラシバの種の先端の軸にはトゲが逆向きに生えて
いて、それが返しの働きをするので、引っ張っても
なかなかうまく抜くことができません。
 とれないチカラシバ
しかし軍手を裏返して軸をつまんで引っ張ると、
つるんと抵抗なく抜くことができました。


ただし、この方法は目が粗い軍手には有効ですが、
シャツやハンカチなどの目が細かい布だと種が通り
抜けられずに詰まってしまいます。

厄介なチカラシバですが、淡い紫色に実った穂が草地を彩る様からは秋の風情を感じさせてくれます。
 淡い紫チカラシバ
園内へお越しの際は是非観察してみてください。

文・写真:アーリン

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一日中雨が降っていたため、
自然観察センターの屋根の下を探していると・・・ 
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網戸にハラビロカマキリのたまご(卵鞘=らんしょう)を発見しました。

写真を撮っていたところ、かないレンジャーがそのたまごを産んでいる瞬間を撮ったよと教えてくれたので、実際に写真を見せてもらうと・・・
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ここであることに気がつきました。
それはたまごの”色”です。
私が見た時には濃い茶色でしたが、
産みたてのものは青っぽい色をしています。

かないレンジャーは4日前に撮影したそうなので、
時間が経つにつれ段々と色が変化したのですね。

カマキリのたまごを目にすることが増える時期ですが、
色に注目してみると産みたてかどうかがわかるかもしれません。


文:ロビン
写真:かない、ロビン

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7月から9月まで行われた「聞きなしコンテスト」の結果発表です。「聞きなしコンテストってなに…?」という方はこちらをご覧ください。

第2回のお題の鳥はホトトギスです。一般的には「特許許可局」「テッペンカケタカ」などと聞きなしがされますがみなさんどのように表現しているでしょうか。
応募は子どもから大人まで60件!では力作の数々をご紹介します!

・たいへんだよ。たいへんだよ。(はーる さん作)
・だいすきだよ。だいすきだよ。(ゆい さん作)
・オホホホホ おかしいな(ホトトギスちゃん さん作)
・ふくろうさん だいすき(しだおうき さん作)
・えもの見つけた えもの見つけた(あいたん さん作)
・めっちゃたのしい すっごくたのしい ああいいな~ めっちゃいいなー(市川佳奈 さん作)
・いっぱい遊びたい(りゅう さん作)
・ここどこだろう?(田村凛音 さん作)
・ちょっとまってよ。ちょっとまってよ。(あきはる さん作)

繰り返される言葉が多いですね。ここまでバリエーションがでることに驚きです!

そして…レンジャー一同が選んだ「優秀賞」はこちら!
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よこはまかな よこはまかな (まい さん作)
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ここ大好き! ここ大好き! (いおり さん作)
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横浜自然観察の森ならではの聞きなしですね!地元愛を感じます。
また、もう1つの方の作品では、観察の森のことを「大好き!」と言ってくれているのでしょうか?嬉しい感想ですね。
すばらしい聞きなしに感激してしまいました。みなさんはどれが面白いと思いましたか?
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さて、次回の第3回聞きなしコンテストのお題の鳥は「モズ」です。
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来館の際はぜひご参加ください。
力作おまちしております。

※「聞きなしコンテスト」は、CD「鳴き声ガイド 日本の野鳥」の著者の協力を得て開催しました。

文・写真:かない 

自然観察センターの新型コロナウイルス感染予防対策について
引き続き感染防対策にご協力ください。

台風が過ぎ去り、観察の森にも心地よい風が吹き抜けるようになりました。
遠くから、「キチキチキチ…」とモズの甲高い鳴き声が聞こえてきます。
s-モズ

現在、自然観察センターでは「モズの聞きなしコンテスト」を開催しています。
「聞きなし」とは、ウグイスの「ホーホケキョ」を「法 法華経」のように、野鳥の鳴き声を人間の言葉に置きかえたもののことをいいます。
s-聞きなし1

私もモズの聞きなしに挑戦しましたが…かなりの難問です。
皆さんもセンターにお越しいただいて、オリジナルの聞きなしを投稿してください。
s-聞きなし2

秋の終わり頃には、レンジャーたちが「これはすてき!」と思った聞きなしをブログでご紹介させていただきます。
ぜひ腕をふるってご参加ください!

(文/あらごん 写真/ロビン)

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