舗装路を歩いていると足元にオオスズメバチが!
横にはアブラゼミの死骸。
一体何をしているのでしょう。
しばらくすると中から肉を取り出しコネコネと器用に丸め始めました。
セミ肉団子の出来上がりです。
じつはスズメバチの成虫は固形物を食べることができず、花の蜜や樹液などの液体を栄養源としています。
では、なぜ肉団子を作ったのでしょうか。
では、なぜ肉団子を作ったのでしょうか。
それは巣でおなかを空かせて待っている幼虫たちに与えるためです。
幼虫は肉食で、固形物を食べます。幼虫が食べやすいようにこねていたのですね。
また成虫は、肉団子をあげると、幼虫の口から分泌される栄養満点の液体をもらうことができます。
栄養液にはたんぱく質などが多く含まれているそうです。
栄養液にはたんぱく質などが多く含まれているそうです。
恐れられることの多いスズメバチですが、巣で待っている家族のために日々頑張っているのですね。
※ハチに出会ったら、手で払ったり、走ったりせず、ハチが離れていくのを待ってください。
たくさんのハチがいたら近くに巣がある可能性があります。その場から離れてください。
※巣があるかもしれませんので、園路からは外れないでください。
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文・写真:ロビン