横浜自然観察の森 いきもののにぎわいのある森ブログ

                                 季節の生きものや風景のお話を、日本野鳥の会レンジャーが発信します!

2021年04月

この季節森の中を歩くのはとても気持ちがよいですね。
パトロール中、すれ違うお客様も、みなさんとてもさ
わやかな表情をされているように感じます。
コナラの道
先ほど私はコナラの道を歩きました。まず目に飛び込
んできたのは、、、あざやかな白い花。
ミズキの花
ミズキの花がそろそろ満開です。
そして次はエメラルドグリーンの新芽。
新芽
さらに地面を見ますと、紫色の花びらが。上を見上げ
るとフジが咲いていました。
藤の花びら
そのまま歩いていきますと、忙しそうに飛び回ってい
るチョウに出会いました。カメラを構えている私の顔
のすぐ近くを飛びながら「ちょっと通して!」と言われているかの
ようでした。
ジャコウアゲハ
5/1土曜から5/5祝日水曜「春の森 おさんぽラリー」
と題し観察センターでは2種類のシートを配布してい
ます。
シートは小さなお子様にも楽しんでいただけるよう、
当日であえそうな生きものをビンゴシートでご紹介。
本日ご紹介した生きものもシートに掲載しています。
期間中観察センターにお立ち寄りになる際には、
ぜひこちらをご活用ください。


ビンゴシートはこちらからダウンロードできます。
森に限らず身近な緑で楽しめます。

ビンゴが終わったら、ずかんシートを見てみよう。

文・写真:チョコ

こちらもお読みください
自然観察センターの新型コロナウイルス感染予防対策について
引き続き感染防対策にもご協力ください。


先日、昆虫の先生と一緒に園内を歩く機会がありました。
昆虫といってもおもな対象は、いつもならほとんど見過ごしてしまいそうな小さな虫だったり上手に隠れている虫たちです。

枝葉をじっくり眺め、葉の裏にも目を凝らし、飛んでいる虫も飛び方でハエやカと違うことを見分けます。
種名までは解らないのですが、見かけた虫をいくつか紹介します。
chiisanamusi
(左上)ハチの仲間     (右上)ハムシの仲間
(左中)ヒメクロオトシブミ (右中)ミノムシの仲間
(左下)カミキリの仲間   (右下)クサカゲロウの仲間

鳥やチョウなど普段の自分の視点がいかに見つけやすい対象ばかりにいっていたかに気づかされるとともに、観察の森のにぎわいのある森の奥深さも改めて実感しました。

文・写真/かけした

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ある日の午後、ヘイケボタルの湿地でジャコウアゲハが羽化をしていました。
 羽化初日

黄色や橙色の斑点が並ぶ真っ黒な羽がキレイです。
羽にはまだ皺があり、乾かしているようです。
元気に飛び立ってね、と心の中で声をかけてその日は
その場を後にしました。

次の日の朝10時ごろ、ボランティアさんに
ヘイケボタルの湿地でジャコウアゲハが羽化している
ことを教えて頂き、まさか昨日のチョウかな?と思い
見に行くと、まさしく昨日と同じチョウでした。
 二日目待機

昨日僕が見たのが16時ごろなので、だいたい18時間は
いたことになります。
この頃は4月にしては寒かったので、飛び立つ気持ちが
なかなか上がらなかったのかもしれません。

羽は乾いたように見えます。広げていると
ステンドグラスのような模様が見事で、閉じている時
とはまた印象が違います。

午後に様子を見に行くといなくなっていました。
 飛び立ち後

園内を歩くとひらひらと飛ぶジャコウアゲハを見かけ
ます。
あのジャコウアゲハも元気に飛んでいるといいですね!

文・写真:アーリン

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森には、にぎやかな春がやってきています。
そんな春に出会える「食いしん坊」に会いに行きました。詳しくは下の動画をご覧ください。

園内では、他にも様々な春の生きものに出会うことができます。


動画内では、こんな生きものを紹介しています。s-IMG_5583

オタマジャクシ(ヤマアカガエル)


※園内の動植物は持ち帰らないでください。
※木道から外れないようご注意ください。

 
文・撮影:ロビン

 
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