横浜自然観察の森 いきもののにぎわいのある森ブログ

                                 季節の生きものや風景のお話を、日本野鳥の会レンジャーが発信します!

2020年10月

秋のイベントの参加者を募集中です!

カメラを手に森の魅力を発見しよう!
レンジャーの自然観察への写真活用術を紹介&体験しながら、秋の森の見どころをご案内します。
コメント 2020-10-30 143400

日 時:2020年11月28日(土)9:30~12:30 ※雨天時は11/29(日)へ延期。
対 象:市内在住者で、中学生以上 10人(抽選)
持ち物:デジタルカメラ ほか
    ※カメラ付き携帯電話・スマートフォン・タブレットも可
    ※カメラ操作の指導はありませんので使い慣れたものをご用意ください。
    ※望遠レンズ不要(野鳥撮影は行いません)
参加費:無料
申込:下記項目を明記の上、11/9(月)までにメール、FAXにてお申込
(1)イベント名と開催日
(2)参加者全員の名前
(3)お住まいの区
(4)電話番号
(5)FAXの時はFAX番号
(6)どこでこのイベントを知ったか
(7)落選時のキャンセル待ちの希望の有無
(8)当日使用予定のカメラ(コンパクトデジカメ・一眼レフ・ミラーレス・携帯電話・スマートフォン・タブレット)
Eメール yokohama-nc@wbsj.org (アットマークを半角に変えてください)
FAX:045(894)8892
    
主催:自然観察センター


そのほかのイベントはこちら
 

おや、これは!と気づいて、
顔をぐっと近づけて見ています。

お~!
オナガアゲハ蛹20201028長倉口

ほぅ~!
オナガアゲハ蛹20201028長倉口 (6) - コピー

近づけば近づくほど流木のような見事な木目。
うなってしまいます。

すこし引いて見てみます。
糸でぶら下がった、弓なりの形、
どこか見覚えがあるでしょうか。
オナガアゲハ蛹20201028長倉口 (6)


これはアゲハの仲間の蛹、
頭のほうがウサギの耳のような
おもしろい蛹の、オナガアゲハです。


園路沿いの柵の、こんなところに
ぶら下がっていました。
幼虫の食べもののコクサギの木からはやや離れています。
がんばって歩いてきたね。
オナガアゲハ蛹20201028長倉口 (1)
どうもこのまま冬を乗り切るつもりのようです。

「私は枯れ木ですから、
ただの切れっ端ですから~。
虫なんかじゃありませんから~。」

さあ、なりすましの結果はどうなるでしょうか。

文・写真 かなちん

オナガアゲハのチョウの姿はこちら
オナガアゲハ150708センター前掛下03.jp
写真 かけした

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先日台風が近づいた後、レンジャーは安全確認のため
森を巡回しました。すると見つかったのが・・・

ハチの巣2
スズメバチの巣。もう使われてはいなかったのですが、
高さ2メートルぐらいの藪の中にありました。雨や風で
葉っぱが落ちたため見つかりました。
その数時間後、今度は高さ6メートルぐらいの木につい
ていたスズメバチの巣を発見。
ハチの巣1
こちらもすでに使われていない古い巣でした。
私たちはその大きさに大変驚くと共に、日頃から巡回を
重ねていても尚、見つけにくい巣があることを
再認識し、生きものたちのすごさを実感いたしました。

「もうハチはいないでしょ?」と思われるお客様も
多いのですが、今日のように暖かい日はまだスズメバチ
も活発です。
園内で「ハチに注意」のサインを見つけたら、
十分お気をつけてお通り下さい。

文・写真:チョコ

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横浜自然観察の森友の会でガイドツアーを提供している
グループ「ハンミョウの会」は来月オンラインで
季節の生きものを紹介する観察会を開催します。
<イベント概要>
*************************
オンラインで季節の森を歩こう 参加者募集
自然観察の森から季節の生き物情報をライブでお届け
するオンライン自然観察会です。

●必要な物 ZOOMが利用できる端末(インターネット
につながるスマホやPC)

●開催日時 11月1日(日)11時〜11時30分

※初めてZOOMを利用される方のために、当日10時
から接続確認の時間を設けます。

●募集人数 先着10組(1端末での参加を1組とし、1組
何人でご参加いただいてもかまいません)

●お申込みは以下をご覧ください。
http://blog.livedoor.jp/yns_tomo/archives/52062535.html
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当日は、どのような生きものが紹介されるかはお楽しみに!
ちなみに昨年度は実際のフィールドでオオカマキリの卵
等が紹介されていました。
オオカマキリの卵のう

文:チョコ 写真:大久保

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観察の森で一年中見られる野鳥の中にもこの時期、一時的に数が増える種類がいます。
ヒヨドリやメジロです。
留鳥といって、一年中ほぼ同じ場所に住んでいる種類です。
じつは、そんな彼らにも渡りをしているものもいて春と秋には観察の森でも数羽から数十羽の群れになって通過していく様子が見られます。

雨が多かったこのところですが、観察センター周辺の林では午前中を中心にヒヨドリの群れが出入りしていたようで、「ヒーヨヒーヨ」とか「ヒッヒッ」とにぎやかな鳴き声が盛んに交わされ、一斉に飛び立っていきました。

BA168376aR

いったいどこを通り、どこへ渡っていくのかと想いを巡らせつつ「がんばって渡るんだよ!」とエールを送りたくなる光景です。

もうしばらく観察できる日があるかと思うので、彼らのにぎやかな声を探してみませんか。

BA168365aR
(↑写真をクリックすると少し大きい画像が見れます)

文・写真/かけした

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