横浜自然観察の森 いきもののにぎわいのある森ブログ

                                 季節の生きものや風景のお話を、日本野鳥の会レンジャーが発信します!

2020年09月

パラパラと小雨の降る中、アキアカネの丘へやってきました。
つい最近までの、汗ばむような厳しい暑さも落ち着き、空気がとてもひんやりとして気持ちがいいです。
こんな日はじっくりと生きものを観察することができます。
1時間ほどでたくさんのチョウをみつけましたが、どのチョウも夏の暑い日とは少し様子が違います。葉っぱの上でじっと動きません。
雨宿りをしているのでしょうか?
 
IMG_4020
ウラナミシジミ
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ヒカゲチョウ
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ツバメシジミ
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イチモンジセセリ
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コミスジ
(コミスジは、普段はすーっと目の前を滑空しながら飛んで行ってしまうので、じっくり見ることができてとてもラッキーでした。)

しっとりと湿った葉とキラキラと光る雨粒、
そして、その中にたたずむチョウたちを見てなんだか詩的な気分になりました。
こんな様子は雨の日や涼しい日ならでは。また違った森の魅力に気がつきました。


文・写真:かない

こちらもお読みください。
観察センター再開について

前回に引き続き、落とし物の話題です。

森を歩いていると、ドングリ(スダジイの実)がたくさん落ちています。
s-IMGP0056落ちてるどんぐり
まだ袋状の皮に包まれていたり、緑色だったりするのに、もう落ちている?
s-IMGP0057若いどんぐり

ちょうどその時、木の上からドングリが落ちてきました。見上げてみると、
タイワンリス141220掛下10
犯人はタイワンリスのようです。

落とされたドングリをよく見てみると、
s-IMGP0068かじられた
s-IMGP0066かじりたて
どれもドングリの先端だけありません。
どうやら先端だけかじっているようです。
おそらく、食べやすく、おいしいところや栄養のあるところだけ食べているのでしょう。

スダジイの実は2年かけて大きくなるので、
まだ半分以上残っているのに捨てられてしまうなんて、
なんだかもったいない気持ちになってしまいました。


文:nuka
写真:nuka、かけした


こちらもお読みください。


森を歩いていると、園路に赤紫色の花びらが
たくさん散っています。
IMG_3847

秋の七草のひとつ、クズの花です。

遥か木の上へつるを伸ばし咲く花もありますが、
園路脇にあるものを間近に観察することもできます。
IMG_3853

こちらはつぼみから、花、種(豆のさや)へと
姿を変えていく過程がよく残っています。
IMG_3861

あれ?

花は密集していますが、
豆のさやの間隔はスカスカです。

散っている花びらを拾い
改めて観察すると、「花びら」ではなく、
「花がまるごと」落ちていました。
IMG_3851

もやしのような白い部分は、これから豆のさやに
なるはずだったあたりです。

落ちている花は、
うまく受粉ができなかったのでしょうか
もともと、一部の花だけを実らせるクズの作戦なのでしょうか。

実を結ばない花がこんなにあるのかあ~と
なんだかもったいない気持ちになってしまいました。


文・写真 かなちん

こちらもお読みください。

新型コロナウイルス感染拡大防止のために
しばらく休館だった自然観察センターも6月
から開館。横浜自然観察の森友の会の
活動も調査・管理・教育活動ごとに段階的に
活動を再開中。しかしながら行事を主催して
いたプロジェクトは、現在行事を中止し今後
どうやったら感染対策をとりながら再開でき
るか、模索、準備中です。
こうした状況下、友の会森の案内人ハンミョ
ウの会は新しい方法で、観察会を開催できな
いか挑戦をはじめました。
ハンミョウ様子1

本日はじめてオンライン会議システムを活用。
野外の生き物を生中継でご紹介できないか試しました。
これまで直接お客様と話をしながら進めていた観察会
を、参加者の反応が見えにくい状況で進めていくこと
に戸惑う場面もみられました。
それでも今日は秋の初めらしい以下の生きものについて
お伝えしました。
キンミズヒキ
キンミズヒキ

ショウリョウバッタ
ショウリョウバッタ

毎月「季節の森を歩こう」を楽しみにしておられたお客様へ
メンバーはこうした状況でも観察の森の生きもの
について伝えられないか奮闘中です。
まだイベントに参加されたことのない方へ
軌道にのり詳細が決まり次第ブログ等でご紹介します。
お楽しみに。

「新しい生活様式に合わせた何か」について検討、
実行していくことは容易ではありませんが、
友の会の方々と一緒に考えて
いけることは大変心強いと感じた一日でした。

文 チョコ 写真 チョコ・掛下




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