横浜自然観察の森 いきもののにぎわいのある森ブログ

                                 季節の生きものや風景のお話を、日本野鳥の会レンジャーが発信します!

2020年03月

満開に近いサクラも見かけるようになりました。
s-IMG_8685サクラ
サクラの木の下には、花びらがたくさん落ちていますが、園内では、花がまるごと落ちているのもよく見かけます。
花がまるごと「散る」のは、ちょっと不自然ですよね?

先日のブログ「桜に訪れる者たち」に、サクラの蜜を舐めるタイワンリスの動画がありますが、おそらく、タイワンリスが蜜を舐めた跡がこちらです。
(タイワンリスはこの森では外来生物です。)

これも、
s-IMGP0035かじり跡1

これも、
s-IMGP0037かじり跡2

これも、
s-IMGP0036かじり跡3
根元に切れこみがあります。
ちょっとかじって穴を開け、そこから蜜を舐めているのでしょう。

落ちているサクラの花を拾って見てみると、
舐めた証拠が見つかると思います。

花がまるごと落ちている理由は、このようにタイワンリスが蜜を舐めるためにもぎ取っているからなのでした。

文・写真:nuka

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※新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、職場や友人同士で大皿の料理を囲むなど、飲食を伴う宴会等のご利用をお控えいただきますようお願いします。
 なお、利用上のマナーとして、散策をしながら花見を楽しむ際には咳エチケットを徹底いただくことや、ご家族等でお弁当を広げて食事をされる際は、他の利用者と一定程度の距離を確保するなど、感染拡大防止への取組もあわせてお願いします。
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※自然観察センターは新型コロナウイルス感染予防と拡大防止のため4月12日まで臨時休館をしていますが、センター入口前では自然情報の掲示と園内マップやセルフガイドシートの配布を行っています。散策の際にぜひご活用ください。
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新型コロナウイルス感染予防と
感染拡大を防止するため、
自然観察センターの臨時休館を延長します。
利用者の皆様には大変ご迷惑をおかけしますが、
ご理解とご協力をおねがいします。

【休 館 期 間】
令和2年2月29日(土)~4月12日(日)
状況に応じてさらに延長する場合があります。
なお観察の森園内は利用できます。

また、臨時休館中のイベントは中止とします。

楽しみにしてくださった皆様には
ご迷惑をおかけしますが、
ご理解・ご協力をお願いいたします。

横浜自然観察の森 自然観察センター

世間では「今週末にもサクラが満開するでしょう」
というニュースが流れていますが、
この森でもサクラの花が咲き始めています。
実はサクラに訪れるのは我々人間だけではありません。
s-DSCN5419
メジロ

s-DSCN5447
ヒヨドリ

s-DSCN5376
ヤマガラ

彼らもサクラに訪れます。
お目当ては”花の蜜”です。
メジロやヒヨドリなどは細長いくちばしを
花の奥まで入れ蜜を舐めます。
一方ヤマガラなどのくちばしが短い鳥は
花ごともぎ取り根元から蜜を舐め、花を落とします。
くちばしが無いタイワンリスも同じように蜜を舐めます。サクラの花ごとが落ちていれば、彼らが蜜を舐めた後かもしれませんね。

森の中でサクラを見る際は、
ぜひそこに訪れる生き物も探してみてください。


※タイワンリスはこの森では外来生物です。
動画内で聞こえる鳴き声はガビチョウ(外来種)とウグイスです。 

文・写真:ロビン
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※新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、職場や友人同士で大皿の料理を囲むなど、飲食を伴う宴会等のご利用をお控えいただきますようお願いします。
 なお、利用上のマナーとして、散策をしながら花見を楽しむ際には咳エチケットを徹底いただくことや、ご家族等でお弁当を広げて食事をされる際は、他の利用者と一定程度の距離を確保するなど、感染拡大防止への取組もあわせてお願いします。
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※自然観察センターは新型コロナウイルス感染予防と拡大防止のため3月末まで臨時休館をしていますが、センター入口前では自然情報の掲示と園内マップやセルフガイドシートの配布を行っています。散策の際にぜひご活用ください。
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「ふわふわ」や「もふもふ」しているものを見るとついつい触りたくなってしまうのはなぜでしょうか…?
観察の森でも「もふもふ」が見られます。
IMG_2829
「ビロウドツリアブ」です。
名前の通り、体がやわらかいビロード状の毛で覆われ、糸で吊られたようにホバリング(空中の一点に留まる飛び方)をするアブのなかまです。大きさは7~11㎜程。

この魅力的なふんわりとした質感!なでなでしてみたい…
しかし、動きが素早く、なでることはなかなか難しそうです。こちらがじっとしていると近くにとまることがあるので、眺めるだけで我慢したいと思います…

日当たりのよい場所を好むようで、タンポポの道でたくさん見られました。
足元ほんの数㎝に注目していると小さな毛玉のようなものが飛んでいるのが見つかると思います。
観察の森で目立って見られるのは3月~4月上旬頃。
ぜひ「もふもふ」を観察してみてください。


文・写真:かない
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※自然観察センターは新型コロナウイルス感染予防と拡大防止のため3月末まで臨時休館をしていますが、センター入口前では自然情報の掲示と園内マップやセルフガイドシートの配布を行っています。散策の際にぜひご活用ください。
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暖かな陽気に誘われてか、アオジが喉をふくらませながらぐぜっていました。
ぐぜりは、完全なさえずりではなく、つぶやくような小声で鳴くものでさえずりの練習をしているともいわれています。

バックコーラスにメジロ、シジュウカラ、アオゲラ、ウグイスなどの鳴き声も聞こえます。



文・動画/かけした

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※自然観察センターは新型コロナウイルス感染予防と拡大防止のため3月末まで臨時休館をしていますが、センター入口前では自然情報の掲示と園内マップやセルフガイドシートの配布を行っています。散策の際にぜひご活用ください。
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