横浜自然観察の森 いきもののにぎわいのある森ブログ

                                 季節の生きものや風景のお話を、日本野鳥の会レンジャーが発信します!

2019年06月

今日は湿地まで看板設置のお仕事にきました。
ずいぶんヒメガマやオギが背高く伸び茂ってきました。

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その長い葉のところどころに・・・
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おや?かじり痕。
もしや・・・・

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今季もいたいた「うさぎ虫」。
長い耳が見えますか?

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葉の向こうはこんな様子。
2匹の幼虫が黒い頭を寄せあっています。

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顔を見ると、耳のようにみえたのは
頭の突起だとわかります。


「うさぎ虫」と親しみをこめて呼んでいる
この幼虫は、クロコノマチョウという大型のチョウです。
来月にかけて、湿地の草に限らず、ススキなどでも見られるようになります。
道沿いの背の高い草にご注目を。

文・写真 かなちん

シジュウカラやカワラヒワなどの巣立ちビナが園内でも見られる季節になりました。
一方で、今まさに巣づくり子育ての真っただ中の生きものたちもたくさんいます。

今日は子育て中の2種類のアシナガバチを観察しました。
ともに女王バチ1匹で奮闘中のところでした。

ヤマトアシナガバチの女王と巣
ヤマトアシナガバチ19060101R
10個の巣穴には産みつけられた卵がみえています。

ちょうど2週間前の同じ巣
ヤマトアシナガバチ19051901R
まだ4つの巣穴しかありませんでした。


キアシナガバチの女王と巣
キアシナガバチTR
こちらは巣穴の数も多く、頭の黒い幼虫も見えていました。


アシナガバチの仲間は子育てのためガやチョウの幼虫を狩ってきます。
お陰で森がいも虫だらけにならずに済んでいるともいえるかもしれません。

ところで、アシナガバチの巣は屋根の軒下、テーブルやベンチの下など人工物でもたびたび見つかります。
スズメバチに比べて大人しい性格ではありますが、ベンチに座るとき辺りをアシナガバチが飛んでいるようなことがあったら念のため注意してください。

*観察センターでは、園路沿いなど人との距離が近いところで見つかった巣についてはやむを得ず駆除をしています。見かけた方はご一報ください。

文・写真/かけした

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