横浜自然観察の森 いきもののにぎわいのある森ブログ

                                 季節の生きものや風景のお話を、日本野鳥の会レンジャーが発信します!

2018年12月

自然観察センターは12月28日(金)より年末年始の休館となります。
年明けは1月5日(土)より開館します。
休館中も、トレイルや野外トイレは利用できますので、
野鳥や冬景色をお楽しみください。

なお、1月1日より隣接する「上郷・森の家」の
改修工事にともない車でのご来園ができなくなります。
また森の家口からの入園ができません。

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長期にわたりご不便お掛けいたします。

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センターは友の会の手作り鏡餅でお正月のしつらえです。


今年もたくさんの方々のご来園ありがとうございました。
新しい年も、レンジャー一同森でお待ちしております。

白いふわふわしたゴミが宙を浮いていたので取ったら、虫でした。

s-DSCN3132 - コピー

調べてみるとアブラムシの仲間でした。
その中でも白い部分(ろう物質)があるものをまとめてワタムシや雪虫と言うそうです。

北海道や東北地方では、群れで飛んでいると雪が舞っているように見える、また近々雪が降る前触れだと言われています。
今回、観察の森で見つけたのは1匹だけでしたが、もし群れで飛んだらそろそろ横浜でも雪が降るのかも?

写真・文/スティッチ

12月14日はふたご座流星群のピークでしたが曇り空で流れ星の観察はできませんでした。みなさんは見られましたか?
翌日澄んだ夜空が広がったので少し期待して観察してみましたが残念ながら星は流れませんでした。しかし、ちょうど東の尾根から冬の星座オリオンが登ってくるところでした。

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周りに人工の明かりがほとんどないことから横浜自然観察の森ではこんな星空が見られることもあります。

文・写真/かけした

関東地方で紅葉シーズンというと、何月頃をイメージしますか?
なんとなく、晩秋、11月頃かなぁという感覚ではないでしょうか。


実は、神奈川県や千葉県では、12月上旬~中旬が見ごろだったりするのです。
その年の気候によっては、クリスマス直前くらいまで紅葉が見られる場合もあると思います。


本日、北日本では大雪、関東地方でも真冬並みの気温ですが、横浜自然観察の森では、ようやく紅葉が見ごろになってきました。
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ミズキの谷~長倉口の紅葉。


写真3s-IMGP0002
一面落葉の園路。


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赤や黄色の落葉。


ちょっと寒いですが、まだまだ紅葉を楽しむことができますよ。


写真・文:nuka

観察センターに到着されるなり、こんなことをたずねた方がいました。

「森ですごく良い香りがするんです、さわやかなオレンジみたいな香り、あれってなんでしょう??」

諸感覚展示コーナーのカラスザンショウの実を嗅いでもらいます。

「そう、これです!!すごく良い匂い、お部屋の香りに使いたいくらい!!」

その気持ち、よくわかります。ここのところ私も毎日そう思っていますから。カラスザンショウ落ちた実

霊園口階段付近のカラスザンショウの木と落ちた実です。

森のあちらこちらで柑橘系の香りがします。

晩秋のヒンヤリとした空気と共にそこはかとなくただよう香りに気持ちが安らぎます。

一方、展示コーナーで同じ実を嗅いだ小学生が少し顔をしかめて一言、「大人の匂いがする…」

ムムっ、それって好ましいってこと?それとも臭いってこと??

皆さんはどう感じられるでしょうか?森でお試しください。


文・写真 ぶっちー


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