2018年09月
チューチュー
タンポポの道15付近にママコノシリヌグイがありました。
観察しているとハリカメムシが種に口(口吻)を刺して吸っているところ、
違うところではチョウが花の密を吸いに来ていました。
上の写真はイチモンジセセリ、下の写真はヤマトシジミ
1種類の花にチョウやカメムシ、何種類かのハチが来ていました。
私は、ママコノシリヌグイを観察して5種類ほどの生き物に会うことが出来ました。
皆さんはどんな虫を見つけることが出来ましたか?
※暖かいと10月下旬までハチは活発に動いています。ハチが近づいてきたら手で払ったりせず、ハチがいなくなるまで動かないでください。
写真・文/スティッチ
白い煙??
(雄花のかたまり、白いものがおしべ)
昼の音、夜の音
観察センター前で録音した音をお聞きください。
昼の音(9月8日 9時頃)
ちょっと遠いですが、日中はまだツクツクボウシなどのセミの声が聞こえます。シジュウカラなどの小鳥の声も聞こえます。
しかし、日が沈み、夜になると、、、
夜の音(9月7日 18時半頃)
同じセンター前で撮影しましたが、どうでしょうか?
昼の様子とはガラッと変わり、セミや小鳥は鳴かなくなり、樹上から虫の大合唱が聞こえます。
あまりの迫力につい録画してしまいました。
耳の良い方には超音波のようにキンキンと頭の中に響いてちょっとつらいかもしれません。
この大合唱の主はアオマツムシ。
街路樹や公園の木でも聞くことができますが、残念ながら外来種なのです。
現在のところ、目だった被害は無いようなのですが、これだけの個体数、音量だと、在来種への影響は無いのか、ちょっと心配になります。
アオマツムシは樹上にいますが、草地ではコオロギやキリギリスの仲間などの在来種の様々な鳴き声を聞くことができます。
リュー、チンチロリン、スイーッチョン、ジ――。
いつの季節もそうですが、同じ森でも、昼と夜では全く違った様子が見れます。
文・動画 nuka