2018年03月
森のマジックアワー
「マジックアワー」とは、日の出前や日没後の、太陽は無いけど明るい時間のことです。まるで魔法(マジック)にかかったように、綺麗な景色が見れたり、芸術的な写真が撮れることから、そう呼ばれています。
日没時のマジックアワーは、昼から夜になるはざま、昼の生きものは見かけなくなり、夜の生きものが活動を始める時間でもあります。
春になり、日没時間も少しづずつ遅くなってきた今頃は、仕事が終わって観察センターを出るころが、ちょうどマジックアワーにあたるのです。
帰りのマジックアワーにちょっとだけ寄り道をしてみると、夜行性のノウサギに出会ったり、
写真. ノウサギ(園路の右側に座っています)
森ではあまり見かけないカモの群が森の上空を旋回していたり、湿地ではカルガモが忙しそうに餌を食べていたり、
写真. カルガモ(カモ類も夜行性なんです)
いつもの昼間とは違った出会いがあります。
文・写真 nuka
春の賑わい
日中森の中を歩くと少し汗ばむぐらいに気温が上がる日が増えてきました。森の中でも徐々に緑が多くなり、気持ちがわくわくしてきます。ヘイケボタルの湿地の景色もこのとおり。
◆1月30日
◆3月14日
少しずつ水草が伸びてきました。1月中旬に確認したヤマアカガエルの卵はどうなっているでしょうか。水の中を覗いてみましょう。
すくすくと育ったオタマジャクシの姿があちこちに。
木々の冬芽から葉芽や花芽が顔を出し森を少しずつ彩ります。これから新緑の季節にむけてどんどん森が色付きます。
◆アオキの花芽
鳥のさえずりもあちこちから聞こえ、少し静かだった森が賑わい始めました。
小春日和、のんびり春の観察の森を歩いてみてはいかがでしょうか。
(文・写真 やまちゃん)
◆1月30日
◆3月14日
少しずつ水草が伸びてきました。1月中旬に確認したヤマアカガエルの卵はどうなっているでしょうか。水の中を覗いてみましょう。
すくすくと育ったオタマジャクシの姿があちこちに。
木々の冬芽から葉芽や花芽が顔を出し森を少しずつ彩ります。これから新緑の季節にむけてどんどん森が色付きます。
◆アオキの花芽
鳥のさえずりもあちこちから聞こえ、少し静かだった森が賑わい始めました。
小春日和、のんびり春の観察の森を歩いてみてはいかがでしょうか。
(文・写真 やまちゃん)