2017年03月
春を迎えた生きものと…
ウグイスの「ホケキョ」が日増しに上手になっています。
暖かな日は、草はらにキタテハが舞ったり
日向ぼこをしたり姿が目につきます。
チョウの姿で冬を越したキタテハ。
いったいどこにいたのだろう?
観察センターの中には、ホコリだらけで
目覚めたカメムシがいました。
触れてもぽろりと転げてしまうくらいの
寝起きモード。のそりのそりと、やがて歩き出しました。
一方で、春をともに喜べなかった生きものたちも。
カマキリの卵のう。
真ん中の卵の部分がきれいにくりぬかれて、
道のところどころに落ちています。
誰が食べたのだろう?
静かな早春の間にも、食べる・食べられるが
繰り広げられて、生きものたちは本格的な春を迎えているんですね。
文・写真:かなちん
観察センターが登場します!
小鳥たちのさえずり
森の中が小鳥たちのさえずりで賑やかになってきました。
「ツーツーピーツーツーピー」、「ホーホケキョ」、
「チーチュルチーチュルチチルチチルチュルチリー」など、3/14現在、4種類の小鳥のさえずりが聞こえています。
今シーズン初めてさえずりが確認された日です。
シジュウカラ1/11(撮影:ふじむら)
ヤマガラ1/25(撮影:掛下尚一郎)
ウグイス2/22(撮影:齋藤仁志)
メジロ3/5(撮影:掛下尚一郎)
自然観察センター内ではそんな鳥たちの鳴き声が聞こえる、バードボイスペンを用意してます。
一度聞いてから、森を散策してみてはいかがでしょうか?
文/ふじむら
春をよろこぶ
3月5日はほんとうにうららかな日曜日でした。陽気に誘われて、たくさんの方が自然観察センターに立ち寄られました。ミズキの道を行くと、足元には満開のオニシバリの花が。
タンポポの道の日だまりでは、ニワトコの芽がはじけて、青いつぼみが顔をのぞかせています。
両手をひろげて、春の日を喜んでいるようにも見えました。
こちら、ふたごのニワトコ。
なんだか、はずかしげにしているつぼみも。てへへへ。
もうまもなく、ニワトコも花開きます。 こみなみ