ススキの穂が、草地や林のへりでめだつようになって来ました。
ススキといえば、お月見。ことしの十五夜(お月見をする夜)は、あす9月27日(日)です。
十五夜は、旧暦8月15日の満月の夜のことなので、新暦での日付は、毎年変わるのです。
そんな暦のことを知っているかのように、園内の草地では、ススキが次々と穂を出し、花を咲かせています。
十五夜の満月は、中秋の名月とも言い、この晩にススキをかざってお月見をしますね。
このお月見の風習は、中国に始まり、香港や台湾も含めて中国各地や、韓国やベトナムでも行われているそうです。
毎年、たくさんの人が、あちこちで、同じひとつの月を見上げて、お月さまの美しさを愛で、自然のめぐみに感謝しているのですね。
今年の十五夜は、どんな夜空が見られるでしょうか。
(こみなみ)
(観察の森のススキの穂は、皆さんで楽しめるように、持って帰らないでくださいね。)月見の風習については、Wikipedia の記事を参考にしました。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%88%E8%A6%8B