横浜自然観察の森 いきもののにぎわいのある森ブログ

                                 季節の生きものや風景のお話を、日本野鳥の会レンジャーが発信します!

2015年08月

ヒロヘリアオイラガ幼虫20150821生態園 (2)

自然観察センター前のケヤキの周辺に、イラガの仲間(ヒメクロイラガ)の幼虫がたくさん発生しているのが見つかりました。

園内の他の場所でも発生している可能性があります。

 

背中側にあるたくさんのトゲに毒があり、さわるととても痛いので、さわらないよう、ご注意ください!

※8/23にアップした記事中、イラガの種名が間違っていました。おわびして訂正いたします。(8月26日)


文/藤村 写真/こみなみ 

とっても暑い日がつづいていますが、今は昆虫たちが活発な季節。
セミの合唱が一日中聞こえてきます。
観察の森ではニイニイゼミ、ミンミンゼミ、ヒグラシ、アブラゼミ、クマゼミ、ツクツクボウシと森に生息している6種類のセミすべてが出そろいました。

8月16日(日)には「森を守るボランティア体験~セミのぬけがらさがし~」という行事を行います。
横浜自然観察の森友の会で、子供向け自然体験イベントを実施しているグループ「自然とあそぼう」さんと
セミのぬけがらを探し、見分けてみましょう。
自然の中でのボランティア活動に興味をお持ちの方は
ぜひご参加ください!
詳しくはトップページへ!
http://www.wbsj.org./sanctuary/yokohama/

ミンミンゼミぬけがら20140805コナラの道7 (3)
ミンミンゼミのぬけがら

s-アブラゼミ羽化殻4連20130820ミズスマシの池 (2)
アブラゼミのぬけがら

s-ヒグラシぬけがら生態園20130803yk (2)
ヒグラシのぬけがら

 
 

ミツバチといえばほとんどの方が
黄色と黒の模様を思いうかべるかとおもいます。

今日は青いミツバチの仲間を見つけました。
ナミルリモンハナバチ
ナミルリモンハナバチといいます。

思わずため息が出そうになるくらいの
青と黒の絶妙な配色です。
ハチは黄色と黒という思い込みを
いい意味で裏切ってくれました。

森はそんな出会いがつまっているので
あきることがありません。

文・写真/かけした

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