横浜自然観察の森 いきもののにぎわいのある森ブログ

                                 季節の生きものや風景のお話を、日本野鳥の会レンジャーが発信します!

2015年01月

昨夜、ヘイケボタルの湿地で今シーズン初めて
ヤマアカガエルの産卵を確認しました。
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そして今朝、友の会のボランティアによる調査で
15個の卵塊がみつかりました。

例年では2月から3月上旬に産卵ピークをむかえます。
今年はいくつの卵塊が見られるのでしょうか。

文・写真/かけした

117日(土)、「いきものを知る守るシリーズ~林のパトロール隊になろう保護編~」を開催しました。
このイベントは2回シリーズで12月には「調査編」を実施しました。野鳥の巣に注目して、野外での巣の個数調べや巣の分解を通して野鳥に親しんで頂きました。今回、開催した「保護編」では参加者に身近な自然を見守る担い手になってもらうべく、野鳥の観察・記録方法を学んで頂きました。
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まずは、野鳥をしっかり観察、調査ができるように双眼鏡の使い方の練習をしています。P1170039
いざ、野鳥の調査に出発!全員でシジュウカラを確認。IMG_1605
観察した野鳥は何をしているかな?何羽いるかな?
調査用紙に記入していきます。
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午前中の調査結果を元に、野鳥の数のグラフとどんな行動をしていたかの表を作成しました。
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アキアカネの丘コースとノギクの広場コースをそれぞれ、何が観察されたか、どんな行動が見られたのかをみんなで共有しました。
アキアカネの丘コースでは11種類、ノギクの広場コースでは12種類の野鳥が見られました。また、シジュウカラが木をつついて食べ物を探す様子や、メジロが複数羽で動き回る様子を観察することができました。P1170077
今回のテーマである「保護する」、そのためには、まずそのいきものたちがどんな暮らしをしているかを知らなければ、どのように守ったら良いかも「分からない」ということを学んで頂きました。
最後にパトロール隊の証として修了証を授与、副賞としてミニミニ野鳥図鑑を贈呈しました。
ぜひ、家の近くでも野鳥を調べてみてください!

K.F




3連休は天気に恵まれ、
今日は富士山がばっちり見えました。
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富士山を見るには冬のコナラの道が最適です。
天気のいい日はぜひ、歩いてみてください。

M.K

遅くなってしまいましたが・・あけましておめでとうございます。
今年も横浜自然観察の森をよろしくお願いいたします。

冬の森には意外なところに楽しみがあります。
木の冬芽の観察です。
種類によっていろいろな形があります。
冬芽と葉痕(葉っぱが付いていた跡)がセットになって顔に見えるものもあります。
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カラスザンショウの冬芽と葉痕
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カエルに似ている?クサギの冬芽と葉痕
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大きな帽子をかぶったこびと?のようなヤマグワの冬芽と葉痕
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サル顔?!クズの冬芽と葉痕

ぜひ、森でいろいろなこびとを探してみてください。

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