ミズキの道を歩いていた時のこと、
ふとススキに目をやると、フクログモの巣が開いているのを見つけました。
 開いていたフクログモの巣
フクログモの仲間はススキを折り曲げて巣を作ることで
知られています。
 フクログモの巣
開いているのは動物の仕業でしょうか?
せっかく開いているので中を覗くと変わった模様のアリ
を見つけました。
*フクログモの仲間には毒がある種もいます。
不用意に開けないようお気を付けください。
 シベリアカタアリ
黒色の頭とお腹、赤みがかった胸部と脚、
お腹にある薄黄色の4つの斑点が目をひきます。
図鑑で調べるとシベリアカタアリであることが分かりました。
名前の通りシベリアにも生息しているようですが、
外来種というわけではなく、ほぼ全国的に見られるようです。

なぜこんなところに集まっているのか、一匹のアリをよく観察すると、頭の先に小さなアブラムシがいるのがわかりました。
このアブラムシが出す蜜をなめに来ていたようです。
 アリとアブラムシ
アリによって食べ物の好みは様々ですが、このアリは
アブラムシの蜜が好きみたいですね。
疑問が解けてスッキリしました。

文・写真:アーリン

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