先月中旬、ヤママユという大型の蛾の幼虫をみつけました。

この時の大きさは20㎜ほど。これから脱皮をくり返してさらに大きくなります。

この時の大きさは20㎜ほど。これから脱皮をくり返してさらに大きくなります。
大型幼虫をみつけるとワクワクしますが、大きくなると目立って食べられてしまうことが多いので、成長を期待してはいませんでした。
しかし!つい先日、同じ場所で大きく育った幼虫を発見。
大きさは50㎜ほど、太さも手の親指くらいにまるまる育っています。

さわってみると、全体がひんやりとして硬めのグミのような感触です。
短く細い毛がチクチクと当たります。
大きさは50㎜ほど、太さも手の親指くらいにまるまる育っています。

さわってみると、全体がひんやりとして硬めのグミのような感触です。
短く細い毛がチクチクと当たります。
しばらくすると、幼虫は鬱陶しそうに体を振り、前脚を内側に折りたたんで上半身を持ち上げた「お祈りポーズ」をとりました。

「早くどこかに行ってよ~」と、お願いをしているよう…
私には、とって食べてしまおう!などという悪意はまったくありませんが、残念ながら幼虫には伝わりません。
成長過程を見守ると親心のようなものが芽生えます。
つい、かまってしまいたくなりますが、余計なお世話ですね。
こっそり安全をお祈りしております。
成長過程を見守ると親心のようなものが芽生えます。
つい、かまってしまいたくなりますが、余計なお世話ですね。
こっそり安全をお祈りしております。
文・写真:かない