先日、クヌギの林を歩いていた時のこと、
若いクヌギの枝に何やら見慣れぬ物がついているのを
見つけました。
見つけました。
長い棘のような鱗片に覆われているのを見て
最初はクヌギの実の赤ちゃんなのかと思いましたが、
どうも様子が違います。
クヌギの実と比べるとやたら群生していて、
その姿はまるでイソギンチャクのよう、
鱗片の表面には産毛のような軟毛が生えています。
若いクヌギの実
気になって調べたところ、虫こぶ図鑑*に
これとそっくりな虫こぶを見つけました。
これとそっくりな虫こぶを見つけました。
名前はクヌギエダイガフシ。
クヌギエダイガタマバチが若いクヌギの枝に卵を
産みつけることで形成されるそうです。
産みつけることで形成されるそうです。
幼虫が過ごしやすいように植物を作り変える力に
感心しました。
感心しました。
群生している姿は少し不気味に感じますが、
花が咲いているようにも見え、
花が咲いているようにも見え、
小さなものはフサフサしていて可愛らしいです。
若いクヌギの枝を見つけたらイソギンチャクが
付いていないか是非探してみてください。
付いていないか是非探してみてください。
*薄葉重(2003)「虫こぶハンドブック」文一総合出版
文・写真:アーリン
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