写真1
朝、ヘイケボタルの湿地に行くと「カララ、コロロ」「カッカッカッカ」とシュレーゲルアオガエルの声が聞こえます。声をたよりに姿を探すのですが見つかりません。4月から鳴き始めて現在6月、オタマジャクシはいるはず!と、ウキクサの下を網で一すくい、二すくい。
写真2
シュレーゲルアオガエルのオタマジャクシはいませんが、ヤマアカガエルのオタマジャクシがいっぱいです。いろいろなサイズがいます。産卵開始から4ヶ月以上たちますが成長の差はまちまちです。
写真3
顔の右側がふくらんでいる子がいます。出る直前の右前足がしまわれているのです。後足は少しずつ生えてくるのに前足は突然、スポッと出てきます。
写真4
腹側をよーく見ると出現直前の足が透けて見えます。この時期のオタマジャクシを見ていていつも思うのですが、体の中でものすごい変化がおこっていて気持ち悪くないのかなぁ、と・・・不思議です。本人たちは何事もない顔でいつものようにエサを食べてフンをして幸せそうです。
カエルになって上陸できるのはもうすぐだよ、頑張れ!!
写真5

文・写真 ぶっちー