日が高くなると汗ばむ季節になりました。
湿地では、オタマジャクシの姿が少なくなり、
代わりに小さなカエルがウキクサの上にいます。

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木道を歩いていると、「バチバチ、ガサガザ」と、
乾いた音がしました。

なんだ?なんだ?と草の間をのぞき込むと・・・

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こんな狭いところにトンボがいました。
よく見ると、黄色と青色の2匹。

黄色のほうは、尾の先をちょんちょん水面につけて卵を産んでいました。

青いほうは、それを守るように近くを飛び続けています。

バチバチ、という音は、トンボの羽が草にあたる音でした。
耳をすましても、トンボを見つけることができるんですね。

このトンボはオオシオカラトンボ。
ミズキの道4番付近の湿地で見られます。

(写真・文 かなちん)