ヘイケボタルの湿地など園内のいくつかの湿地では、
大きく育ったヤマアカガエルのオタマジャクシでにぎわっています。
2月頃に産卵が見られ、その後、順調に育っています。よ~く見ると、足の生えたオタマジャクシも見られます。
さらに、水の中だけではなく、水面付近や浮いてる葉っぱ、水際を探すと、なんと、すでに子ガエルになって上陸をはじめているものもいます!
しっぽがまだ少しあります。
よく見ると、模様もついてます。
小さい!オタマジャクシよりも小さい!
育って大人に近づいているのに、小さくなるなんて、不思議ですね。
現在、センター内では、ヤマアカガエルの産卵シーンやオタマジャクシのくらしの様子の映像
「ヤマアカガエルのたんじょう」
を放映中です。
なんと今なら、映像を見て、湿地を観察すれば、1日でヤマアカガエルの誕生から大人と同じ姿になるまでの様子を見ることができるのです。
ちなみに、カエルの他にこんな生きものも上陸していました。
クサガメの子どもです。ミズキの谷で暮らしているのだと思います。
文・写真 nuka