今、横浜自然観察の森では紅葉が見ごろです。

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黄、橙、赤色などの葉が織りなす、雑木林ならではの風景を楽しむことができます。

 

その中で、一枚一枚の葉に注目してみると…。

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同じ橙色でも、赤に近いものや黄色に近いものなど、様々な濃淡に分かれています。

これを同じ色というのは心苦しい。

 

実は、日本には「和色」という伝統色があり、細かく色分けされています。

その数は、少し調べただけで465色ありました。

たとえば、橙色付近だと柑子(こうじ)、金茶(きんちゃ)、蜜柑(みかん)、柿(かき)、黄赤(きあか)、人参(にんじん)、朱(しゅ)、蜂蜜(はちみつ)などの名前で色分けされています。

 

特に植物由来の色の名前が多いのがひとつの特徴のようです。

それだけ日本の植物は多彩で、昔から日本人の目を楽しませてくれていたのかもしれませんね。

 

紅葉の森を歩くだけでも気持ちが良いですが、色を探しながら歩くのも自然の楽しみ方のひとつかもしれませんね。

 

TH