退勤時に、霊園口のバス停前をあるいていたら
「ヒッ、ヒッ」と鳴き声が聞こえました。
声のする方を見ると、ジョウビタキのメスが、10メートル先の目線よりやや低めの位置にいました。
(資料)ジョウビタキのメスの写真。
何かをついばんでいたので、飛び去った後を確認したら、ヌルデの実を食べていたようです。
ヌルデはウルシの仲間です。
触るとかぶれてしまうことがあるので、葉がある時期は来園者へ注意喚起をしています。
そんなヌルデの実。なんと野鳥には大人気なのです。
ツグミの仲間が食べている場面によく遭遇します。
春から秋にかけて、触ったら危ない植物として扱っていましたが、冬の間は、野鳥の大切な食糧です。
ヌルデの二面性に感動したできごとでした。
写真・文 まえむージョウビタキの写真 ロビン