横浜自然観察の森 いきもののにぎわいのある森ブログ

                                 季節の生きものや風景のお話を、日本野鳥の会レンジャーが発信します!

自然観察センターの前にサークルベンチに囲まれた1本
のケヤキがあります。
 ケヤキ
先日このケヤキにある生きものがいました。
 登るカマキリ
ハラビロカマキリです。他にもいないか探したところ、
合計4匹も見つけました。卵が入っているのか、
どのカマキリもお腹がとても膨らんでいます。
 お腹の大きなカマキリ
見ているだけで重そうなお腹ですが、カマキリ達は
ゆっくりとした足取りで上へ上へと登っていきます。
一体どこまで登るのでしょうか。

次の日ケヤキを見に行くとカマキリの姿はなく、代わりにカマキリの卵がありました。
 卵
「よくあそこまで登ったな」と思うくらい、ケヤキの
てっぺんの枝の先に産み付けられていました。
何故あそこまで高く登る必要があったのか調べて
みましたが、残念ながら理由は分かりませんでした。
ハラビロカマキリの卵はこのように木の枝に付いている
ことがあります。
来園される際は是非探してみてください。

文・写真:アーリン

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秋が深まる中、草地のあちらこちらで黄色の花が目立ちはじめています。 s-セイタカアワダチソウ20131013ピクニック広場3yk
この黄色の花は北米原産の外来植物セイタカアワダチソウです。
ススキなどの在来植物と競合、駆逐し分布を広げていきます。タネだけでなく、地中にも茎を伸ばして増えていくので根っこから抜き取らなければなりません。
自然観察の森では、在来種が暮らせる草地を維持してくため、セイタカアワダチソウの駆除を行っています。

今回、その活動の一端をキオクシアシステムズ株式会社の皆さんにご尽力いただきました。
同社は2014年からこの森の保全活動にご協力いただいています。 s-IMG_1162
(セイタカアワダチソウを駆除している様子)
今年度の作業場所はチガヤなどが多く生えるアキアカネの丘・下で、バッタやノウサギなどが観察されている場所です。
草地の外周部を囲むように生えるセイタカアワダチソウを総勢26名でどんどん抜いていきます。
 s-IMG_11662
大きいものは成人男性の身長をはるかに超えるほど。

およそ1時間抜き続けて・・・
s-IMG_1174
(抜いたセイタカアワダチソウの前で記念撮影)
なんと山盛りに。2,000本以上はありそうです。
小さい株まで目を凝らして抜いていただいたおかげで草地から黄色い花が無くなりました。皆さん達成感で溢れているご様子。
 s-IMG_1180
最後に活動の記念として社名入りの杭を立てました。

新入社員の皆さんが協力して打ち込んでいました。
(※杭は、友の会雑木林ファンクラブに園内で発生した材を使って作っていただきました)

このように企業の皆さんにもご協力いただきながら「いきもののにぎわいのある森づくり」を行なっています。
ご協力いただいたキオクシアシステムズ株式会社の皆さん、ありがとうございました。


文・写真:ロビン

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青空が広がる気持のよい秋晴れです。

ピクニック広場を通りぬけていると、「ギチギチギチ…ギョンギョン」と繰り返すモズの高鳴き。

IMG_1185

どこだ?どこだ?

大きな声は森の中に広く響き渡ります。


そのまま、アキアカネの丘方向へ進むと・・・

IMG_1182

いた、木のてっぺん。

メスのモズでした。この秋、アキアカネの丘とその周辺に陣取り、元気よく鳴いている子です。


行動範囲まで知って…まるで知り合いのよう?


実はモズは、秋から冬かけて「なわばり」を決め、

そこで過ごします。


続けて観察していると、「あ、いつものモズだな」と
だんだん行動圏が予想できます。

観察センターでは、この時期になるとモズの目撃情報を

地図に記録し、どこになわばりができるか?

園内に何羽くらいいるか?を調べ、環境の変化を知る指標の一つとしています。
ちょっとした観察情報の積み重ねが、森を守ることにもつながっていきます。

モズを見かけたらぜひ日時や場所をお知らせください。


文・写真:かなちん

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