横浜自然観察の森 いきもののにぎわいのある森ブログ

                                 季節の生きものや風景のお話を、日本野鳥の会レンジャーが発信します!

この冬は12月の早い時期から、よく池にカモの仲間がやってきます。
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だいたいは、ひと休みしてすぐ移動してしますのですが、

ずっといるのか、
入れ代わり立ち代わり、やってくるのか、
今季は続けてよく見られています。

今日も池に立ち寄ると・・・
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えっ、いない・・・!!


いや、きっと近くで休んでいるはず、と
根気強く水際を双眼鏡で見渡します。

いた・・・オシドリ
水に映っている姿だけ・・・
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いた・・・
ごちゃごちゃのやぶの向こう・・・
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すっかりお休みタイムなのだなあ、切り上げようとしたところ
ようやくペアで姿を現しました。
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短い単位の時間で休息と活動を繰り返しているようです。
ちょっと待ってみると、
よい出会いがあるかもしれません。


文・写真:かなちん


※ミズキの池観察小屋はスペースが限られていますので
ゆずりあって観察し、鳥たちとの出会いの感動を、ぜひわかちあってください。


あけましておめでとうございます。
1月5日からセンターは開館しています。
霜の様子20250111モンキチョウの広場松本_re
久しぶりに出勤すると、モンキチョウの広場の地面には霜が降りていました。
年末ごろまで黄葉や紅葉が見られて「冬は来るのか?」と思っていましたが、寒々とした景色に冬の到来を感じました。

霜が降りた地面を見ると、鳥の羽根を発見!
「真っ白な羽根はなんの野鳥かなぁ。羽根を見つけられて年明けからラッキー♪」と拾い上げようと近づいて…あれ?
霜20250105モンキチョウの広場_松本_re
鳥の羽根ではなく、霜でした。(〇で囲ったところ)
ほかにも、細かな針のような霜。
霜20250111モンキチョウの広場松本_re
そして、細かなブツブツした霜など。
霜20250108ミズキの道19付近_松本_re
形はさまざまあるようです。
広く景観的に見ていた霜ですが、
ルーペを持ってマクロな観察も面白そうな霜の世界に気づくことができました。

新しい発見ができて幸先のよい新年の幕開けとなりました。
みなさんにとっても、生きものや自然のフシギとの素敵な出会いや発見がたくさんある年になりますように。
本年もよろしくお願いします。

文・写真:まつもい

今年も残すところあとわずかとなりました。
暑い夏が長かったせいか、そのあとの秋から冬にかけては駆け足に季節が廻ったように感じます。

今の園内は冬の様相で、この森に冬に渡ってくるジョウビタキやシメ、ツグミ類などの鳥たちもよく見かけるように。
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ジョウビタキ(ピクニック広場)

紅葉・黄葉を見せてくれた木々も、多くが葉を落としつつありますが、カエデの仲間はもう少しの間、色づきを楽しませてくれそうです。
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葉を落とした木々(モンキチョウの広場)

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カエデ類(自然観察センター前ほか)

12/28(土)から1/4(土)の間、自然観察センターは休館いたします。
※休館中も園内には自由に出入りができますので、日の出から日の入までの時間を目安にご利用ください。

今年も皆さま・生きものとの、たくさんの素敵な出会いがありました。
この出会いに感謝しつつ、来年も多くの出会いを楽しみに、スタッフ一同お待ちしております。

皆さま、どうぞよいお年をお迎えください。
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来年も多くの方のお越しをお待ちしています!(自然観察センター入口)


(文/写真 TK)

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