横浜自然観察の森 いきもののにぎわいのある森ブログ

                                 季節の生きものや風景のお話を、日本野鳥の会レンジャーが発信します!

森を歩いていると、園路に赤紫色の花びらが
たくさん散っています。
IMG_3847

秋の七草のひとつ、クズの花です。

遥か木の上へつるを伸ばし咲く花もありますが、
園路脇にあるものを間近に観察することもできます。
IMG_3853

こちらはつぼみから、花、種(豆のさや)へと
姿を変えていく過程がよく残っています。
IMG_3861

あれ?

花は密集していますが、
豆のさやの間隔はスカスカです。

散っている花びらを拾い
改めて観察すると、「花びら」ではなく、
「花がまるごと」落ちていました。
IMG_3851

もやしのような白い部分は、これから豆のさやに
なるはずだったあたりです。

落ちている花は、
うまく受粉ができなかったのでしょうか
もともと、一部の花だけを実らせるクズの作戦なのでしょうか。

実を結ばない花がこんなにあるのかあ~と
なんだかもったいない気持ちになってしまいました。


文・写真 かなちん

こちらもお読みください。

新型コロナウイルス感染拡大防止のために
しばらく休館だった自然観察センターも6月
から開館。横浜自然観察の森友の会の
活動も調査・管理・教育活動ごとに段階的に
活動を再開中。しかしながら行事を主催して
いたプロジェクトは、現在行事を中止し今後
どうやったら感染対策をとりながら再開でき
るか、模索、準備中です。
こうした状況下、友の会森の案内人ハンミョ
ウの会は新しい方法で、観察会を開催できな
いか挑戦をはじめました。
ハンミョウ様子1

本日はじめてオンライン会議システムを活用。
野外の生き物を生中継でご紹介できないか試しました。
これまで直接お客様と話をしながら進めていた観察会
を、参加者の反応が見えにくい状況で進めていくこと
に戸惑う場面もみられました。
それでも今日は秋の初めらしい以下の生きものについて
お伝えしました。
キンミズヒキ
キンミズヒキ

ショウリョウバッタ
ショウリョウバッタ

毎月「季節の森を歩こう」を楽しみにしておられたお客様へ
メンバーはこうした状況でも観察の森の生きもの
について伝えられないか奮闘中です。
まだイベントに参加されたことのない方へ
軌道にのり詳細が決まり次第ブログ等でご紹介します。
お楽しみに。

「新しい生活様式に合わせた何か」について検討、
実行していくことは容易ではありませんが、
友の会の方々と一緒に考えて
いけることは大変心強いと感じた一日でした。

文 チョコ 写真 チョコ・掛下




8月も過ぎようとしていますが、これから秋に向け虫たちの活発な活動はまだまだ続きます。

なかでも皆さんにご注意いただきたいのがスズメバチの仲間です。
T8299867R

今シーズン観察の森ではスズメバチの巣を3つ除去しました。ここ数年では多い数字です。
生きもののにぎわいを守るため、人の利用に影響のない巣はそのまま様子を見守るようにしているのですが、園路沿いやあずまやに巣を作っていたので、やむを得ずの判断でした。

円海山周辺でも今年はハチの情報が多いように感じます。
園内だけでなく周辺緑地も含めご注意ください。

ところで先日、クヌギの木に集まるスズメバチを観察していると、オオスズメバチが仲間同士でときどき口移しをしている様子が見られました。
栄養分を受渡ししているそうで、怖そうなイメージとはちがいお互いの絆を感じられるとても興味深いシーンでした。
8293715TR

他にも、近づいてきたチョウを片っ端から追い払う喧嘩っ早い個体がいたりして、ハチにも性格があるようで見あきません。
もし樹液に集まるところを見つけたら、そっと遠くから観察してみませんか。

こちらのことに注意して観察をお楽しみください。
注意

文・写真/かけした

こちらもお読みください。

↑このページのトップヘ