横浜自然観察の森 いきもののにぎわいのある森ブログ

                                 季節の生きものや風景のお話を、日本野鳥の会レンジャーが発信します!

今週は雨ばかりで太陽が恋しい日々が続いていました。
1日だけ顔を見せてくれたので、久しぶりの太陽のもと散策をしてきました。

黄緑色の小さな花をつけるオニシバリは満開!
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水辺では、今年も無事ヤマアカガエルの産卵がありました。
雨の後の久しぶりの暖かい日なので、カエルの産卵を期待していましたが、残念ながら見られず…。
ヤマアカガエルの卵塊がたくさん観察できました。
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舞妓さんの髪飾りのようなお花を咲かせるキブシは、冬芽の姿。
森の春を真っ先に彩るお花です。
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冬芽の手前に緑色の葉っぱのようなものが出ていたので、「あれ、葉っぱが展葉している?キブシは花が咲いた後に、葉っぱを出すはず…なぜ!」と思ったら…

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キブシに絡みついたミツバアケビでした。
ミツバアケビは葉っぱと花を一緒に出します。
過去の自然情報カードを見ると、ミツバアケビよりキブシの開花の方が早いようで、ここからキブシが巻き返していくようです。

…と、なんだか、のどがイガイガしてきました。
もしや…。
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やっぱり。もう花粉の季節ですね…。
森の中のスギやヒノキがオレンジ色に染まっています。

冬の寒さの真っただ中と思っていましたが、いろいろな生きものたちが、春の訪れを教えてくれているようです。
毎年、春の訪れはあっという間なので、見逃さないようにしなければなと気を引き締めた散策になりました。

文・写真:まつもい


温かで強烈な風が吹いて、
横浜でも「春一番」になったようですね。
観察センターから外を見ると、ちらちらと飛ぶチョウが!

思わずとび出て様子で姿を追うと、
長いこと待って、木の幹に止まってくれました。

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そーっと、そーっと近づいて・・・

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羽の先の赤と白が目をひく、
アカタテハ、でした。

このチョウは、成虫の姿で冬を越します。
春を感じて、起きてきたのでしょう。

まだ来週は冷え込む予報なので・・・
二度寝?かな?

三寒四温を虫たちの行動にも感じることができますね。


文・写真:かなちん

退勤時に、霊園口のバス停前をあるいていたら
「ヒッ、ヒッ」と鳴き声が聞こえました。
声のする方を見ると、ジョウビタキのメスが、10メートル先の目線よりやや低めの位置にいました。
20200123ジョウビタキ(メス)霊園口階段_中沢s
(資料)ジョウビタキのメスの写真。

何かをついばんでいたので、飛び去った後を確認したら、ヌルデの実を食べていたようです。
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ヌルデはウルシの仲間です。
触るとかぶれてしまうことがあるので、葉がある時期は来園者へ注意喚起をしています。

そんなヌルデの実。なんと野鳥には大人気なのです。
ツグミの仲間が食べている場面によく遭遇します。

春から秋にかけて、触ったら危ない植物として扱っていましたが、冬の間は、野鳥の大切な食糧です。
ヌルデの二面性に感動したできごとでした。

写真・文 まえむー
ジョウビタキの写真 ロビン

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