先日、たて続けに集中豪雨と台風にみまわれた森。
園内各所で枝折れや倒木があります。
現在、通行止めの園路もありますので、
来園される際には、自然観察センターやHPで園路状況の詳細をご確認ください。
このような状況ですので、次に来園された時には、
「ここにあったミズキは?」
「あそこのヤマグワは?」
という具合に、
「10年、20年経って、森も変わったなぁ」
というような気分になりそうなくらい、森の様子が随分と変わっていることと思います。
嵐の中で、樹木は倒れてしまったものもありますが、他の生きものたちはどうでしょう?
森を巡回していると、足元や腰くらいの高さからセミがよく飛び出てきます。
いつもはもっと高いところで鳴いていたりするのに、
風雨をしのぐために低い場所に身を潜めていたのか、
風雨にあたって低いところに落ちてきてしまったのか。
とにかく足元からセミがよく飛び出してきます。
生態園を巡回していると、なんだかいろいろな臭いがする気がします。
足元をよく見てみると、
カラフルなキノコたちが!臭いはここからでしょうか?
草地のバッタも大雨で流されていないかと心配でしたが、相変わらず元気なバッタが見られます。
クルマバッタモドキ。
嵐の後でも森の生きものはたくましく生きています。
(文・写真/nuka)