11月14日、栄区の魅力や活動、情報を発信する地域情報番組「栄区なう!TV」で、観察の森の水質調査と水辺の生きもの調査の様子が放送されました。
栄区のHPや、YouTubeで視聴できますので、ぜひごらんください。
放送の最後でも宣伝していますが、
12/21(土) 「いたち川 自然・歴史さんぽ」
の参加申込み受付中です。
カテゴリ: けものやカエルその他の生きもののお話
アオダイショウと栄区なう!TV再び
全長約125cmのアオダイショウの抜け殻です。
ヘビは数カ月に1回、このように脱皮をして成長していきます。
先週、雑木林ファンクラブの活動場所である炭小屋で発見されました。
きれいにつながっています。
おめめもパッチリしています。
(頭の部分)
かみついたりしないので、カウンターで自由に触っていただいてOKですが、みなさまにかわいがってもらっているとだんだんバラバラになってくるので、やさしく触ってくださいね。
(最初の写真の右上のは先代の抜け殻です。。。)
写真・文 nuka
ここからはお知らせです。
2019年11月14日の「栄区なう!TV」で観察の森やレンジャーのお仕事の様子が放送されます。
https://www.city.yokohama.lg.jp/sakae/kusei/koho/now/
宙に浮く小枝?
細い枝や松のような細い葉っぱに見えます。
ナナフシモドキの赤ちゃんにも似ているような…↓
少し触ってみると、ピッタリ閉じていた体から脚がたくさん出現しました。
この細長い枝のような生きものは「オナガグモ」。
宙に浮いているように見えてじつは、木や葉の間に数本糸を張り、その上で体を閉じて休んでいます。
ここからが驚きです!
なんとオナガグモは細い枝や葉になりすましながら、その糸を伝ってくるほかのクモを待ち伏せ、
たくさんの糸を使った巣を作らないで、天敵から身を隠しつつ少ない糸で狩りをする。
経済的なような小狡いようなオナガグモに、
なんだか羨ましさを感じてしまいます…
オナガグモが見つかるかもしれません。
写真 かない かけした
文 かない
10 years after ?
先日、たて続けに集中豪雨と台風にみまわれた森。
園内各所で枝折れや倒木があります。
現在、通行止めの園路もありますので、
来園される際には、自然観察センターやHPで園路状況の詳細をご確認ください。
このような状況ですので、次に来園された時には、
「ここにあったミズキは?」
「あそこのヤマグワは?」
という具合に、
「10年、20年経って、森も変わったなぁ」
というような気分になりそうなくらい、森の様子が随分と変わっていることと思います。
嵐の中で、樹木は倒れてしまったものもありますが、他の生きものたちはどうでしょう?
森を巡回していると、足元や腰くらいの高さからセミがよく飛び出てきます。
いつもはもっと高いところで鳴いていたりするのに、
風雨をしのぐために低い場所に身を潜めていたのか、
風雨にあたって低いところに落ちてきてしまったのか。
とにかく足元からセミがよく飛び出してきます。
生態園を巡回していると、なんだかいろいろな臭いがする気がします。
足元をよく見てみると、
カラフルなキノコたちが!臭いはここからでしょうか?
草地のバッタも大雨で流されていないかと心配でしたが、相変わらず元気なバッタが見られます。
クルマバッタモドキ。
嵐の後でも森の生きものはたくましく生きています。
(文・写真/nuka)
今年は多いのかな?
今年はなんだか、マムシの話題が多い気がするなあ、
です。