カテゴリ: けものやカエルその他の生きもののお話

満開に近いサクラも見かけるようになりました。
s-IMG_8685サクラ
サクラの木の下には、花びらがたくさん落ちていますが、園内では、花がまるごと落ちているのもよく見かけます。
花がまるごと「散る」のは、ちょっと不自然ですよね?

先日のブログ「桜に訪れる者たち」に、サクラの蜜を舐めるタイワンリスの動画がありますが、おそらく、タイワンリスが蜜を舐めた跡がこちらです。
(タイワンリスはこの森では外来生物です。)

これも、
s-IMGP0035かじり跡1

これも、
s-IMGP0037かじり跡2

これも、
s-IMGP0036かじり跡3
根元に切れこみがあります。
ちょっとかじって穴を開け、そこから蜜を舐めているのでしょう。

落ちているサクラの花を拾って見てみると、
舐めた証拠が見つかると思います。

花がまるごと落ちている理由は、このようにタイワンリスが蜜を舐めるためにもぎ取っているからなのでした。

文・写真:nuka

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※新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、職場や友人同士で大皿の料理を囲むなど、飲食を伴う宴会等のご利用をお控えいただきますようお願いします。
 なお、利用上のマナーとして、散策をしながら花見を楽しむ際には咳エチケットを徹底いただくことや、ご家族等でお弁当を広げて食事をされる際は、他の利用者と一定程度の距離を確保するなど、感染拡大防止への取組もあわせてお願いします。
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※自然観察センターは新型コロナウイルス感染予防と拡大防止のため4月12日まで臨時休館をしていますが、センター入口前では自然情報の掲示と園内マップやセルフガイドシートの配布を行っています。散策の際にぜひご活用ください。
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ミズスマシの池にコサギがいました。
水中で片足を震わせて、水底に潜む小さな生き物を追い出して食べていました。
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「なにか食べている瞬間が見られないかな?」と観察していると…
なんとヤマアカガエルをつかまえました!
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ヤマアカガエルは必死に手や足をバタバタして抵抗。
コサギの細いくちばしには、なかなか収まりません。
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何度もヤマアカガエルを水につけて飲み込もうとします。
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数分間、悪戦苦闘してなんとか体の半分がくちばしに収まります。
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ここまでくればもうあと一息。最後の一口は苦しそうに水で流し込んでいました。
コサギの豪快なお食事風景の一部始終を目撃して、大興奮の数分間でした。

コサギは観察の森では頻繁に見られる鳥ではありません。過去5年間の記録をさかのぼってみても記録があったのは9回のみでした。
しかし、今年はこの様子を見た2/7から続けて
2/8、2/10、 2/11、 2/12、2/15とミズスマシの池周辺で観察されています。
もしかしたら、このコサギはヤマアカガエルをねらって観察の森へ来ているのかもしれません…
今回のように見られることは少なくても、たくさんのヤマアカガエルがごはんになっているのかも…!
ついついそんなふうに思いを巡らせてしまいました。

ここ最近、来園者の方からもよく「コサギを見つけたよ」という声を聴きます。
飛ばさないようにそっと探してみてください。



●動画も覧いただけます。


文・写真・動画:かない

皆さん前回の「いきもののにぎわいのある森ブログ」はご覧になりましたか?
今回はブログの最後に登場していたヤマアカガエルについてお話ししたいと思います。

ヤマアカガエルは他のカエルと同じように冬に冬眠をします。
ですが、この時期(1-3月)の雨上がり等に一度冬眠から目覚め湿地等の水辺にやってきます。
その理由はただ一つ。運命の相手を見つけるためです!

私は実際に雨が降っている日とその翌日の雨上がりの日にヘイケボタルの湿地に行ってみました。
下の動画はその時の様子を撮影したものです。
耳を澄ませてご視聴ください。


どうでしたか?
雨が降っている日は雨の音や鳥の声しかしません。
ところが翌日の雨が上がった日には「キョロロロ」や「コロロロ」という音が聞こえたかと思います。
この音こそヤマアカガエルの声なのです!
この声はオスがメスを探す時に出すラブコールなのです。
DSCN513
オスはメスを見つけると一目散に抱き着きます。
たまに間違えてオスがオスに抱き着くこともあるみたいですが...。

オスとメスが無事結ばれるとメスが卵のかたまり
=卵塊(らんかい)を産みます。
産卵を終えたカエルたちは森へ帰っていき再び冬眠に入ります。
DSCN5154
一つの卵塊の中には1000個以上の卵がありゼリー状のもので包まれています。
卵塊は次第に水分を吸って大きく膨らんでいき、
気温が上がる2~3月頃になるとオタマジャクシ達の姿が見られるようになります。

今の時期はヤマアカガエルにとって大切な恋の時期です。そっと観察しましょう。


文・写真:ロビン

先日は観察の森でも雪が降りました。
P1182136-1

そんな冬の森でも、出会える生きものがいます。
この時期にしか見られない生きもの、見やすい生きものがいるのです。

見やすい生きものといえば、森の小鳥たち。
樹上を動き回るシジュウカラやエナガ等の群れは、
樹木の葉が落ちてとても観察しやすくなっています。
ss-エナガ141210掛下04
エナガ。葉がないので食餌シーンも丸見え。

1~3月の雨上がりの湿地には、なんとヤマアカガエルが産卵のために集まります。
産卵のタイミングを予想するのは少し難しいので、
産卵シーンに出会えた方はラッキーです。
1月、2月の真冬でも、彼らにとっては大事な恋の季節です。
s-ヤマアカガエル160213ヘイケ湿地掛下08
産卵にやってきたヤマアカガエルたち。

このように冬の森でも魅力がいっぱいです。
そんな冬の森の紹介が以下で放送されます。

テレビ神奈川 ハマナビ
1/25(土)18:00~18:30
「横浜で冬の森を楽しもう!」

↓予告動画を見ることができます。
http://www3.tvk-yokohama.com/hamanavi/2020/01/125_3.html

もちろん、レンジャーも出演しています!

ぜひご覧ください!


写真 nuka、かけした
文  nuka

  11月14日、栄区の魅力や活動、情報を発信する地域情報番組「栄区なう!TV」で、観察の森の水質調査と水辺の生きもの調査の様子が放送されました。

栄区のHPや、YouTubeで視聴できますので、ぜひごらんください。

放送の最後でも宣伝していますが、
12/21(土) 「いたち川 自然・歴史さんぽ」
の参加申込み受付中です。


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