カテゴリ: けものやカエルその他の生きもののお話

「マムシのようなヘビがいます」と
来館された方から情報をいただきました。

センター前とのことだったので、確認しにいくと、
「おおー!確かにマムシ!」
こんなふうに休んでいる姿がありました。(望遠レンズで撮影しています)
特徴的な円形の模様がしっかり見えますね。

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むー・・・
今年はなんだか、マムシの話題が多い気がするなあ、
と、思ったので、過去の記録を5年分、
2014年度までさかのぼってみました。

マムシ目撃回数の図

まとめてみると・・・
今年度はまだ年度の途中ですが、
これまでの目撃回数を上回ってしまいました。
「多い」と感じるのはあながち間違っていなさそうです。

ちなみに、上記の年度でマムシが目撃されたのは4月から8月末までの期間でした。
夏休みが終わるまでは特に注意!のようです。


マムシは毒ヘビですが、古くからこの森にいる生きものなので、
捕まえたり、排除したりはしません。
小動物を食べ、この森のバランスを守ってくれる大切な存在です。

なので、森の来訪者の私たちが、彼らとの関わり方に配慮しましょう。
●道を外れて、やぶに入り込まないこと、
●見つけても、つついたり、つかんだりしないこと、
です。

毒があるとはいえ、人にみずから近づいて噛みつくことは基本的にありません。
めったにない出会いでもあるので、数メートル以上離れて、そっと観察しましょう。



かなちん 文・写真・図



※万が一マムシにかまれると、命に関わる可能性があります。
速やかに自然観察センターを通して救急車の手配をしてください。



夜、自然観察センターから帰ろうとしたら
トレイルの目の前にタヌキ。



tanuki 7

じっとこちらを見ていました。そして傍らに
座り込み・・・私を見続けているので、目が
離せません。逃げる気配がなく、そのままゆー
っくりと立ち上がり、道をよこぎったらまた
反対側で座ってこちらを見続けていて。
何か言いたげなような。
フシギな時間でした。
また会えますかねえ。慌てて写真を撮影したため
ぶれてしまっております。お見苦しくてすみません。
文・写真 チョコ

怒涛の年度末のなか皆さま体調など崩されていない
でしょうか。寒暖の差も激しく、森で過ごすにも
寒さ対策なのか、暑いのか難しい季節です。
人には関係なく、生きものたちは着々と春を進めて
います。

mizuki re
みてください。このミズキの芽吹き。毎年見ていますが
きれいすぎです。

tenntou re

そして見つけた枯草の中の赤い宝石のような
キラッキラなてんとうむし。
こうした生きものたちに元気をもらいながら、私たちレンジャーも
新年度を迎える準備を進めております。

nousagi re

見つけた、見つけた!これは春の行事に向けてとても大切な素材です。
ぜひ、次年度も観察センターの行事にご参加ください。
お待ちしております。

文・写真 ちょこ










2月に入り、量は少ないものの降る雨に誘われて、ヤマアカガエルの産卵が続いています。いわゆる蛙合戦が見たくて毎日水辺を観察していました。20日、前日雨が降ったとても暖かい日、ゲンジボタルの谷では小さな産卵ピークが来ていました。
メスを待つ
りりしい顔をしてメスを待つオスガエル。キャラララ、キャキャキャ、と声もにぎやかです。
産卵
こちらには数匹が集まっています。写真の下のほうに水に沈んだカップルが写っています。黒い小さな卵の塊を産み落としている最中でした。

いくらライバルの別のカエルが少ないとはいえ、雪が降るこんな寒い時期にどうして卵を産むんだろうと毎年思います。気温も水温も低く餌も少ないであろうこの時期、産卵からオタマジャクシを経て子ガエルになるまでたっぷり3ヶ月以上かかります。身近な緑色の二ホンアマガエルは初夏も近づき餌も豊富になってから産卵し、1ヶ月ぐらいでさっさと子ガエルになります。これに比べてヤマアカガエルの生き方ってドンくさすぎやしませんか?なんだか不器用で愛すべきカエルなのです。水辺を離れるまで多くの困難が待ち受けています。みんなで見守りましょう。

文・写真 ぶっちー

森を歩いていたら、がさっと木の葉が鳴って、
なにやら2つの影が飛び出てきました。

翻って枯れ木に止まったのはヒヨドリ。
くちばしのつけ根が黄色く染まっています。

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あ、花粉だな。花に来ていたな。


木の幹を駆けていったのはタイワンリスでした。
赤いものをもぐもぐと食べ始めました。


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あ、ツバキの花びら。


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どうも、ツバキの木にやって来たタイワンリスが気に入らず
ヒヨドリがその背に威嚇攻撃をしかけたようです。


食物乏しい冬、ツバキをめぐる競争をまのあたりにしました。


文・写真 かなちん


※タイワンリスは中国南部や台湾原産の外来種です。
 エサやりはしないでください。
 増える要因のひとつになるだでなく、
 怪我する恐れもあります。


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