カテゴリ: けものやカエルその他の生きもののお話

  11月14日、栄区の魅力や活動、情報を発信する地域情報番組「栄区なう!TV」で、観察の森の水質調査と水辺の生きもの調査の様子が放送されました。

栄区のHPや、YouTubeで視聴できますので、ぜひごらんください。

放送の最後でも宣伝していますが、
12/21(土) 「いたち川 自然・歴史さんぽ」
の参加申込み受付中です。


観察センターのカウンターに新しい仲間が加わりました!写真1s-アオダイショウ抜け殻20191019とぐろ
写真2s-アオダイショウ抜け殻20191019(125cm)

全長約125cmのアオダイショウの抜け殻です。
ヘビは数カ月に1回、このように脱皮をして成長していきます。

先週、雑木林ファンクラブの活動場所である炭小屋で発見されました。
きれいにつながっています。
おめめもパッチリしています。
写真3s-アオダイショウ抜け殻20191019(頭部)(2)(頭の部分)

かみついたりしないので、カウンターで自由に触っていただいてOKですが、みなさまにかわいがってもらっているとだんだんバラバラになってくるので、やさしく触ってくださいね。
(最初の写真の右上のは先代の抜け殻です。。。)

写真・文 nuka


ここからはお知らせです。
2019年11月14日の「栄区なう!TV」で観察の森やレンジャーのお仕事の様子が放送されます。
https://www.city.yokohama.lg.jp/sakae/kusei/koho/now/

写真5s-PA240624
(撮影風景)
写真4s-PA250650
ぜひご覧ください!

なにか黄緑色の細長いものが宙に浮いていました。
PA030058
 細い枝や松のような細い葉っぱに見えます。
ナナフシモドキの赤ちゃんにも似ているような…↓
ナナフシモドキ
少し触ってみると、ピッタリ閉じていた体から脚がたくさん出現しました。
PA030061
この細長い枝のような生きものは「オナガグモ」。
大きさは15㎜~30㎜程。
宙に浮いているように見えてじつは、木や葉の間に数本糸を張り、その上で体を閉じて休んでいます。
オナガグモ
ここからが驚きです!
なんとオナガグモは細い枝や葉になりすましながら、その糸を伝ってくるほかのクモを待ち伏せ、
後ろ脚から粘球というネバネバした物質がついた糸を投げつけて捕まえ食べてしまいます!

たくさんの糸を使った巣を作らないで、天敵から身を隠しつつ少ない糸で狩りをする。
経済的なような小狡いようなオナガグモに、
なんだか羨ましさを感じてしまいます…

森で、宙に浮く細い枝のようなものを見つけたら注目してみてください。
オナガグモが見つかるかもしれません。


写真 かない かけした
文  かない

先日、たて続けに集中豪雨と台風にみまわれた森。
園内各所で枝折れや倒木があります。
現在、通行止めの園路もありますので、
来園される際には、自然観察センターやHPで園路状況の詳細をご確認ください。

写真1s-02たんぽぽ1-2間倒木
写真2s-20タンポポ7-8間枝折れ①

このような状況ですので、次に来園された時には、
「ここにあったミズキは?」
「あそこのヤマグワは?」
という具合に、
「10年、20年経って、森も変わったなぁ」
というような気分になりそうなくらい、森の様子が随分と変わっていることと思います。

嵐の中で、樹木は倒れてしまったものもありますが、他の生きものたちはどうでしょう?

森を巡回していると、足元や腰くらいの高さからセミがよく飛び出てきます。
いつもはもっと高いところで鳴いていたりするのに、
風雨をしのぐために低い場所に身を潜めていたのか、
風雨にあたって低いところに落ちてきてしまったのか。
とにかく足元からセミがよく飛び出してきます。

生態園を巡回していると、なんだかいろいろな臭いがする気がします。
足元をよく見てみると、

写真3s-IMG_7586赤キノコ
写真4s-IMG_7583キノコ黄色
写真5s-IMG_7579キノコオレンジ
写真6s-IMG_7581きくらげ
写真7s-IMG_7590キノコ茶色

カラフルなキノコたちが!臭いはここからでしょうか?


草地のバッタも大雨で流されていないかと心配でしたが、相変わらず元気なバッタが見られます。
写真8s-IMG_7548クルマバッタもどき
クルマバッタモドキ。

嵐の後でも森の生きものはたくましく生きています。


(文・写真/nuka)

「マムシのようなヘビがいます」と
来館された方から情報をいただきました。

センター前とのことだったので、確認しにいくと、
「おおー!確かにマムシ!」
こんなふうに休んでいる姿がありました。(望遠レンズで撮影しています)
特徴的な円形の模様がしっかり見えますね。

P1010823

むー・・・
今年はなんだか、マムシの話題が多い気がするなあ、
と、思ったので、過去の記録を5年分、
2014年度までさかのぼってみました。

マムシ目撃回数の図

まとめてみると・・・
今年度はまだ年度の途中ですが、
これまでの目撃回数を上回ってしまいました。
「多い」と感じるのはあながち間違っていなさそうです。

ちなみに、上記の年度でマムシが目撃されたのは4月から8月末までの期間でした。
夏休みが終わるまでは特に注意!のようです。


マムシは毒ヘビですが、古くからこの森にいる生きものなので、
捕まえたり、排除したりはしません。
小動物を食べ、この森のバランスを守ってくれる大切な存在です。

なので、森の来訪者の私たちが、彼らとの関わり方に配慮しましょう。
●道を外れて、やぶに入り込まないこと、
●見つけても、つついたり、つかんだりしないこと、
です。

毒があるとはいえ、人にみずから近づいて噛みつくことは基本的にありません。
めったにない出会いでもあるので、数メートル以上離れて、そっと観察しましょう。



かなちん 文・写真・図



※万が一マムシにかまれると、命に関わる可能性があります。
速やかに自然観察センターを通して救急車の手配をしてください。



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