カテゴリ: 鳥のお話

最近、森の中では巣立った幼鳥がよく見られます。


先日、鳥の調査をしていると、「二―ニー」という鳴き声がしました。
「二―ニー」はヤマガラの鳴き声なのですが、この時期は要注意です。
シジュウカラの幼鳥がヤマガラに似た「二―ニー」という声を出すのです。


この時は「二―二―」が複数聞こえ、さらに近くで「ジュクジュク」というシジュウカラの声がしたので、これはあやしいと思い、気をつけて目で探してみると、やはりシジュウカラの親子の群れでした。
s-シジュウカラ140522掛下40
2014年撮影のシジュウカラ親子。左が幼鳥、右が親鳥。


他の幼鳥も声や姿がまだ親鳥とは異なるので注意が必要です。
ヤマガラの幼鳥のお腹はまだ茶色くなくて白っぽいし、
カワラヒワの幼鳥も親とは異なりお腹に縦に班があるし。

幼鳥だけではなく、親鳥も変わった鳴き声を出すものもいて、ヤブサメは幼鳥が出る頃になると、親鳥も「チュチュチュチュ」とか変な声で鳴くし。

この時期は気をつけねばなりません。。。


写真:かけした
文:nuka

湿地にて、大きな大きな足跡を発見。
P1060331

さて、だれのものでしょう?

私の目の前に、いました、いました。

P1060302

カルガモ(Spot-billed Duck)です。

カメラをかまえる私の前を平気で横切って
いきます。そして一生懸命に何かをたべて
います。時折警戒をするものの、食べる、
食べる・・・

「湿地のオタマジャクシ、少ないですね。」
と来園のお客様よりお声をかけられることが
多かったこの春。こうした生きもの同士の
つながりによるところもあるのかもしれません。
しかし、すごい食欲だなあと感心するのでした。


文・写真 チョコ

10連休も折り返しです。
ここ数日は雨が降ったりやんだり降ったりで、
森は湿っぽい空気になっています。

そんな中、今朝は早朝鳥類調査を行いました。
もう5月なので、冬の鳥はもういなくなったかなぁと思っていたところ、
ピチッ、ピチッ、とか、チーッ、チーッ、
という鳴き声が木の上の方からよく聞こえます。
シメの声です。
s-シメ160111ミズキ7掛下01
シメ。

まだあちこに冬鳥のシメの群れがいます。
10羽ほどの群れもいるようで、ちょっと言い過ぎかもしれませんが、シメだらけです。
今季は東京や千葉でも同じようにシメの群れが見られているそうなので、種類によっては遅くまで残っている冬鳥がいるようです。
今朝は冬鳥のクロジも確認できました。
s-クロジ141107ヘイケ掛下20
クロジ。

もちろん、夏鳥のヤブサメ、センダイムシクイなどのさえずりも聞こえるので、冬鳥も夏鳥も楽しめそうです。


写真:かけした
文:nuka

森を歩いていたら、がさっと木の葉が鳴って、
なにやら2つの影が飛び出てきました。

翻って枯れ木に止まったのはヒヨドリ。
くちばしのつけ根が黄色く染まっています。

P1000249

あ、花粉だな。花に来ていたな。


木の幹を駆けていったのはタイワンリスでした。
赤いものをもぐもぐと食べ始めました。


P1000245

あ、ツバキの花びら。


P1000251


どうも、ツバキの木にやって来たタイワンリスが気に入らず
ヒヨドリがその背に威嚇攻撃をしかけたようです。


食物乏しい冬、ツバキをめぐる競争をまのあたりにしました。


文・写真 かなちん


※タイワンリスは中国南部や台湾原産の外来種です。
 エサやりはしないでください。
 増える要因のひとつになるだでなく、
 怪我する恐れもあります。


森の冬鳥の常連といえば、アオジです。

s-アオジ141203掛下01
アオジ。

茂みの中にいて、チッ、とか、ヂッ、という鳴き声が良く聞こえます。
真冬になり、餌が少ないのか、特に最近は園路のまん中まで出てきて餌をさがしている姿をよく見ます。
おかげで観察しやすいです。

園路の脇の草むらにいると、保護色になっていて、近づくまで気づかないこともありますが、そっと歩いていれば、アオジもそれほど逃げずに、かなり近くで観察することができます。
時には一か所に5羽や6羽もいることもあります。

s-アオジ20160225藤村 (3)
こんな感じに道にでてきます。


園路脇の草地で、何か動いていたり、カサッ、と音がしたら、そっと近づいてみましょう。
アオジだけでなく、クロジやコジュケイなども近くで観察できるかもしれません。


文 nuka
写真 かけした・ふじむら

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