カテゴリ: 鳥のお話

朝、横浜霊園前バス停で降りると、ヒヤッとずいぶん冷たい空気を感じるようになり、すっかり冬になったことを実感します。

この時期、霊園口から階段を登って森へ向かう途中、階段の曲がり角あたりで、突然さわやかでちょっとスパイシーな?香りがすることがあります。
その香りの正体は、ミカン科の木のカラスザンショウの実です。地面を探してみると、落ちていました。写真1カラスザンショウIMG_8014
カラスザンショウの実。

紫色に熟した実の中に黒い種子があります。写真2カラスザンショウ種8020

この実には、メジロやヒヨドリなどの小鳥がよく食べに来ます。

よく食べに来るといえば、センターの窓から見えるヤツデにもメジロやヒヨドリがよく食べに来ています。写真3ヤツデIMG_8015
センターの窓から見えるヤツデ。


そんな人気のヤツデの実が気になったので、近づいて観察してみると、、、写真4ヤツデ拡大IMG_8017
なんと、冬だから全部が実だと思っていましたが、
白っぽいのは花でした!。雄しべが細くのびているのが見えます。緑色のは未熟な実です。
メジロは花をかるくつついているように見えるので、花の蜜を食べているようですが、ヒヨドリは実(もしかしたら花も)を丸ごと食べているようでした。

餌となる虫や花が少ない時期は、種子や実、わずかに咲いている花に小鳥がやって来ます。
そんな鳥と食べものの関係が気になった方は、自然観察センターで開催中の「鳥のくちばしと食べもの展」にぜひお越しください。

文・写真:nuka


今日は11月10日ですが、、
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横浜自然観察の森友の会 森の絵本づくりの会が
2001年に発行した絵本「11がつ17にち(水)はれ」
を参考に、森を歩いてみました。
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ほんと、トビも気持ちよさそう。
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みつけた。赤くなったカラスウリの実。きれい・・・
でも緑のしまもようはもう見えない。

絵本に導かれて歩いたタンポポの道。
本の中に紹介されている生き物の、本物と出会えました。
絵本作りの会が作成した本は観察センター内に展示中。
ぜひお手に取ってご覧ください。

文・写真 チョコ


ここ数日雨や曇りが続いていましたが、
今日は久しぶりの晴天です。森の中では、にぎやかで暖かな風が吹いています。さあこんな日は生き物たちとの出会いを求めて出かけてみましょう!
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自然観察センターを出発すると...
いましたいました。
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アカタテハです。
羽ばたかせてから滑空する特徴的な飛び方なので、すぐに見つけられました。翅のオレンジ色がとてもきれいです。彼らはこのまま冬を越すのでしょうか。

もう少し進んでみましょう。

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モンシロチョウやキタキチョウが花の蜜を求めて花から花へ飛び移っています。雨の時に摂れなかった栄養を必死に摂っているのでしょう。
しかし、エサを探しているのは彼らだけではないようです。
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すぐ近くにいたのはオオカマキリ。
こちらをじっと見ていますね。この時間は彼らにとっても貴重です。邪魔をしてはいけません。

そんな姿を見ていたら私もお腹が空いてきました。
そろそろ帰ることにしましょう。

「チッ、チッ、チッ」ん?お腹の音?
いいえ違います。この音はなんともお久しぶりな声ですね。
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なんとそこにいたのは、この森では冬鳥のアオジ!
この声と姿、まるで私たちに冬の訪れを教えてくれているかのようです。私に気付いたようで、付かず離れずの一定の距離を保っています。この距離感、今年の初春以来で懐かしいです。

さあそろそろ本当にお腹が鳴り始める頃なので、帰りましょう。

森を散策される際は、
一度自然観察センターへお立ち寄りいただき、
「森のにぎわい掲示板」をご覧ください。

文・写真:ロビン

※「森のにぎわい掲示板」には、
 今見られる生き物の情報が載っています。
 随時更新中です。

台風19号は観察の森にも大きな爪痕をいたるところに残していきました。

コナラの道では一抱えあるようなカラスザンショウとヤマザクラが根こそぎ倒れ園路をふさいでしまいました。

尾根道でも大きな木が倒れかかっていたり、折れた枝がぶら下がっています。

台風15号の時のような通行止めにはしていませんが、園路を通行する際はくれぐれもご注意ください。

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倒れたカラスザンショウとヤマザクラ【コナラの道7-8間】

さて、台風後の園内を巡回していると暑かった夏に比べて、よく鳥たちの声が聞こえるようになりました。

「ヒヨ、ヒヨ、ヒヨ、ヒヨ」とヒヨドリが上空を数羽の群れで移動していくにぎやかな声。南方に渡る群れでしょうか。

「ヒッヒッヒッヒッ、ピュルル」と小声で鳴くのはキビタキ。こちらも渡り途中のようです。

「ツィー」と一声。飛びながら鳴いたのは大型ツグミの仲間。冬鳥のシロハラや渡り途中のマミチャジナイかもしれません。

アキアカネの丘の梢からはモズの「キーィ、キチキチキチキチ」と甲高い声が聞こえてきました。(10月14日撮影)
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どれも秋を感じさせられる声。
いまは復旧作業中に元気をもらえる声でもあります。

文・写真/かけした

モンキチョウの広場の近くで、レンジャーがたて続けに鳥の羽を拾ってきました。
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どちらも茶色でしましまで、小鳥にしてはちょっと大きい。これはタカやフクロウの仲間の猛禽類の羽では!?

図鑑などで調べてみると、どうやらフクロウの仲間のアオバズクの尾羽のようです。

でも、ここ数年では、アオバズクの記録はありません。そこで、観察の森でのアオバズクの記録を調べてみると、1996年、2001年、2008年に記録がありました。時々、森にやって来ているようです。

アオバズクは昆虫が好物です。
気温も上がり、いろんな虫たちの活動が活発になってきたからか、観察の森に食事にでも来ていたのでしょうか。

しかし、いくつもの羽が同じ場所に落ちているということは、その場所で羽が抜けるような事態が起こった可能性があります。

これは、アオバズクの身に何か事件か事故が起こってしまったのかも。。。

そろそろ子育てを終えて、南の国に帰る準備をしている頃だと思うので、無事なのか、無事に帰れるのか、少し心配になりました。。。


文・写真/nuka

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