2018年05月

日が高くなると汗ばむ季節になりました。
湿地では、オタマジャクシの姿が少なくなり、
代わりに小さなカエルがウキクサの上にいます。

P1170851


木道を歩いていると、「バチバチ、ガサガザ」と、
乾いた音がしました。

なんだ?なんだ?と草の間をのぞき込むと・・・

P1170846


こんな狭いところにトンボがいました。
よく見ると、黄色と青色の2匹。

黄色のほうは、尾の先をちょんちょん水面につけて卵を産んでいました。

青いほうは、それを守るように近くを飛び続けています。

バチバチ、という音は、トンボの羽が草にあたる音でした。
耳をすましても、トンボを見つけることができるんですね。

このトンボはオオシオカラトンボ。
ミズキの道4番付近の湿地で見られます。

(写真・文 かなちん)

黒い塊が葉にぶらさがってるなぁ
s-DSCN1930

近くにちかづいたら

s-DSCN1940

クモの赤ちゃんの塊でした。
写真は、カメラがクモの糸に触れてしまって、驚いて分散してるところです。
また違うところには、脱皮をした殻のある塊もありました。

白いのが、殻です。

s-DSCN1987

葉の裏や茂みを探すとクモ以外の生き物に出会えるかもしれません。

文・写真/スティッチ

木々の緑も濃くなってきましたがまだまだ柔らかな葉もたくさんあります。
先日、柔らかそうな枝先に注目して観察していると巻物になった葉っぱを見つけました。
オトシブミの仲間がつくった揺籃(ゆりかご)で中には卵が一つ産み落とされています。

さらに探すと、できて間もない揺籃があったのであたりを見回してみたらまさに揺籃をつくり始めたヒメクロオトシブミを見つけました。
ヒメクロオトシブミ01

ヒメクロオトシブミ03

ヒメクロオトシブミ05
合間を見て観察をすることおよそ1時間半ほぼ完成したところまでを見届けました。

それにしてもみごとな自然の芸術品ですね。
小さな体を使って器用に巻き上げた作品を見つけるたび、ただただ感嘆させられます。

ヒメクロオトシブミは7月ごろまで見られるので枝先を探してみてください。
なお、揺籃を作るのはメスの仕事です。
オスは写真のように近くで見守っている?ようです。

文・写真 かけした

ヘイケボタルの湿地など園内のいくつかの湿地では、
大きく育ったヤマアカガエルのオタマジャクシでにぎわっています。

s-1オタマジャクシ

2月頃に産卵が見られ、その後、順調に育っています。よ~く見ると、足の生えたオタマジャクシも見られます。

さらに、水の中だけではなく、水面付近や浮いてる葉っぱ、水際を探すと、なんと、すでに子ガエルになって上陸をはじめているものもいます!
s-2ヤマアカガエル1

s-3ヤマアカガエル2
しっぽがまだ少しあります。

s-4ヤマアカガエル模様
よく見ると、模様もついてます。

大きさは、指と比べるとこのくらい↓
s-5指とカエル

小さい!オタマジャクシよりも小さい!
育って大人に近づいているのに、小さくなるなんて、不思議ですね。


現在、センター内では、ヤマアカガエルの産卵シーンやオタマジャクシのくらしの様子の映像
「ヤマアカガエルのたんじょう」
を放映中です。

なんと今なら、映像を見て、湿地を観察すれば、1日でヤマアカガエルの誕生から大人と同じ姿になるまでの様子を見ることができるのです。


ちなみに、カエルの他にこんな生きものも上陸していました。

s-6クサガメ

クサガメの子どもです。ミズキの谷で暮らしているのだと思います。


文・写真 nuka

↑このページのトップヘ