2016年12月

ぬるい風が吹き、出勤したと同時に
大粒の雨が降ってきました。

葉を落としたコナラの枝や枯れススキがゆっさゆっさ揺れています。

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地面をちょんちょんついばみながら、軒下へ1羽の小鳥が。
窓をのぞくと、そのまま軒下に沿って草かげへと遠ざかって行きました。

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くちばしの横から何かの種の殻をぽろぽろ。
一歩進んでぽろぽろ。 

大きな風に驚いても負けずにぽろぽろ。

頭の羽毛が逆立っても、ぽろぽろ。
 
お腹の空いた朝、雨上がりをまってはいられない様子です。


文・写真/かなちん 

霊園口の階段沿いにあるクサギの枝にオナガアゲハの蛹を発見。

オナガアゲハの幼虫は、コクサギの葉を好んで食べます。食樹から離れたところで越冬のため蛹になり春を待ちます。
s-オナガアゲハ蛹161215霊園口階段黒川麻
 
蛹の頭の部分の突起(赤丸)が他のアゲハチョウより長いことが特徴です。

 

参考文献:原色日本蝶類生態図鑑Ⅰ福田春夫著 他著

 

写真・文/スティッチ

植物の葉が落ち、カマキリの卵鞘(らんしょう)が
見つけやすくなってきました。
オオカマキリ卵鞘20161218センター前藤村 (2)
オオカマキリの卵鞘
ススキ等の草や細い枝によくついています。
 
ハラビロカマキリ卵鞘20161218センター前藤村 (1)
ハラビロカマキリの卵鞘
木の幹や枝先にくっついていることが多く、
観察センターの柱にもついています。

センター周辺のススキや生態園の木の幹を
ぜひ探してみてください。

※横浜自然観察の森では動植物の持ちかえりはできません。見つけたらそっと観察してくださいね。

参考文献:昆虫ハンターカマキリのすべて 岡田正哉著 トンボ出版

文・写真/ふじむら

自然観察センター前で3cmほどの不思議な形をした物がぶら下がっているのを見つけました。
s-NC111024a

草地や林の縁に生息するオオトリノフンダマシというクモの仲間の卵のう(卵の入っている袋)でした。

夏にこの付近で♀グモを見かけていたので、その個体が産み落としたものかもしれません。
オオトリノフンダマシ150802T
 オオトリノフンダマシの♀

 さて卵のうをよく見ると上の方に2mmほどの小さな穴が開いていました。
s-NC111024aT

幼体が出たあとです。子グモたちは寒い冬をどこかでやり過ごしていることと思います。来年、元気に育ち大人になった姿をまたこの場所で見たいものです。
今年の夏は園内のほかの所でも♀グモを見かけたので、抜け殻になった卵のうを探してみてはいかがでしょう。

文・写真/かけした

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