横浜自然観察の森 いきもののにぎわいのある森ブログ

                                 季節の生きものや風景のお話を、日本野鳥の会レンジャーが発信します!

2016年03月

3/13(日)に行われた友の会主催行事「みんなでバードウォッチング」では、カワウが捕獲した大きなヘラブナと悪戦苦闘するところを観察することができました。
N3131970T

そのようすは友の会ブログ「森でのできごと」でも報告されていますが、陸に上がってから2,3分したところから一部始終を動画に収めたので公開します。(再生時間:7分19秒)

大きすぎて結局のところあきらめてしまったのですが、未練のありそうなところなどカワウの感情を推し量ってしまいそうです。




文・撮影/かけした

NHK教育テレビの「なりきり!むーにゃん生きもの学園」は、生きものになりきることで生きものや自然のことを知ろうという番組です。
横浜自然観察の森では時々、この番組の収録が行われているのですが、先日放送された「ツノがご立派!シカになりきり!」の回のミニコーナー「なりきりレジェンド」が、かんさつの森で撮影されたものでした。

子どもたちがアデリーペンギンになりきって、いろんなしぐさを見せてくれました。

3月17日(木)午後3時45分から午後4時まで、再放送があります。見てみてください。


                    こみなみ

暖かくなってきたと思ったら、急に寒くなり春がまだ遠い
ように感じるここ数日。
森を歩いていたらこんなものを見つけました。


カマキリ食べ

オオカマキリの卵しょうです。こなごな・・・・

食べられる前の姿はこんな様子です。

オオカマキリ卵のう20101201 (3)



センター脇のしげみでも観察できたオオカマキリの
卵しょうも、このような姿に。


オオカマキリ断面

中身が何もありません。
この卵しょうはハシブトガラスが食べていました。

冬を越している生きものが、春を迎えるということはとても
厳しいことなのだなとしみじみと感じた出来事でした。

先日お知らせしたヒナカマキリはじっと春を待っている様子です。
小さな小さなカマキリたちが出てくることを想像すると、
今からとても楽しみです。

チョコ








あたたかい日が続き、すごしやすくなってきた今日この頃、みなさんいかがお過ごしですか?

観察の森では、心地良い気温が続き、冬ごもりしていた生き物たちが動き始めています。

たとえば、植物たち。
葉を落としていたものは、次々に葉を広げ、中には花を咲かせているものもあります。
種類や場所によって様々ですが、日々森の中の新緑が広がっていっています。


今日も色々な植物たちの新芽や花が見られましたよ。
IMGP3629
ハコネウツギ

IMGP3659
コクサギ

IMGP3643
ウグイスカグラ

IMGP3652
タチツボスミレ

みなさんも森の初々しい生き物たちの様子を見に、観察の森へ。


たきもと



 
 

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