2015年12月


12月末だというのに
相変わらず暖かい日が続いています。
自然観察センターの温度計は午後2時の時点で13℃を指していましたが、
日向はずっと暖かく感じました。
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生態園の中でルリタテハを見つけました。
はねを開いて目いっぱい太陽の光を浴びていました。
多くのチョウは卵やさなぎで越冬しますが
ルリタテハなど、タテハチョウのなかまの中には成虫で越冬する種類がいます。
そのため、冬でもチョウの姿を見ることがあります。

冬の森は木々の葉っぱが落ちて視界が良くなるので
歩くといろいろな発見があるかもしれません。
冬もぜひ、森に歩きに来てくださいね。

年内のいきもののにぎわいのあるブログの更新はこれが最後になります。
一年間お付き合いくださいましてありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。

M.K 

今朝は霜が降りようやく冬らしい寒さが森にもやってきました。

落葉もだいぶすすんだなか、園路沿いで青々と葉を茂らせたアオキという低木がよく目につきます。枝先には赤い実がつき森に彩を加えています。
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いまは赤く熟す途中のグラデーションも鮮やかで、私たちの目を楽しませてくれています。
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ところが来春開くはずの冬芽をみるとすでに膨らみはじめ花を咲かせているものもありました。
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つぼみが顔をのぞかせた冬芽
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暖冬といわれる今シーズン、私たちも着るものに戸惑ったりしますが、アオキをはじめ森の生きものたちも戸惑っているのかも、と考えてしまいます。

文・写真/かけした

紅葉がきれいな森から少しずつ変化している森。

落葉がふりつもる地面をかきわけると、

葉を四方に広げて地面にぴったり

くっついた姿を見つけることができます。

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はりついている様子から葉が根から出ているようにさえ見えます。

けれどもよく見ると短い茎から、

たくさんの葉が出ているのがわかります。

こうして地面に水平に葉をのばしていれば、

たくさん太陽の光が受けられそうです。

また落ち葉のおふとんに守らていれば、寒さもしのげそうですね。

みなさんも、冬の間探してみてください。

今、横浜自然観察の森では紅葉が見ごろです。

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黄、橙、赤色などの葉が織りなす、雑木林ならではの風景を楽しむことができます。

 

その中で、一枚一枚の葉に注目してみると…。

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同じ橙色でも、赤に近いものや黄色に近いものなど、様々な濃淡に分かれています。

これを同じ色というのは心苦しい。

 

実は、日本には「和色」という伝統色があり、細かく色分けされています。

その数は、少し調べただけで465色ありました。

たとえば、橙色付近だと柑子(こうじ)、金茶(きんちゃ)、蜜柑(みかん)、柿(かき)、黄赤(きあか)、人参(にんじん)、朱(しゅ)、蜂蜜(はちみつ)などの名前で色分けされています。

 

特に植物由来の色の名前が多いのがひとつの特徴のようです。

それだけ日本の植物は多彩で、昔から日本人の目を楽しませてくれていたのかもしれませんね。

 

紅葉の森を歩くだけでも気持ちが良いですが、色を探しながら歩くのも自然の楽しみ方のひとつかもしれませんね。

 

TH

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