2015年11月

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「あのきれいな木の実はなんですか?」このところ、来園者の方からよくこんな質問をいただきます。

 答は、「マユミ」です。

昔、弓をつくるのにこの木を使ったのが名前の由来だそうです。今年は特に実のつきがよいようで、枝がしだれるくらいのいきおいで、まっ赤な実がのぞいています。よくヒヨドリやメジロが、この実を食べにやって来ます。

マユミは葉にも花にもあまり特徴がないのですが、この実を見ると、とても印象深いと思います。ちなみに花の咲くころ(5月下旬)には、こんな様子でした。

s-マユミ花20140520モンキチョウの広場

「あの花はなんでしょう?」とたずねられたのは、この木。

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答は、「クサギの実」でした。

赤い色をした部分は萼(がく)で、花が終わっても残っているのです。そしてまん中にある青い部分が実です。

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夏から初秋にかけて咲く花は、白くてよく目だち、アゲハチョウの仲間やハチの仲間がたくさんやって来ていました。そして実ったこの実もまた、鳥たちの好物のようです。先日も、キビタキやメジロがしきりにこの実をついばんで飛び去るのを観察しました。この写真でも実がなくなっているところが見えますね。

 鳥に人気といえば、木ではありませんがこのつる草もそうです。

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やはりいくつか実が食べられていますね。オレンジ色の黄葉が実の色にマッチして、また美しいのです。ジョウビタキやルリビタキ、そしてメジロなどいろんな鳥が、この実を好んで食べます。

この草の名は「ヘクソカズラ」。

クサギもヘクソカズラも、葉や枝に独特のにおいがあるのでこんな名がつきましたが、じつに美しく色づいています。

 この美しさで、鳥たちの目をひきつけ、実を食べてもらって、おなかの中にいる間に種子を遠くに運んでもらうのが、植物たちのねらい。子孫を残すための、渾身のよそおい、といったところでしょうか。

                    こみなみ

横浜自然観察の森いきものを知る守るシリーズ
「林の野鳥調査隊」の参加者を追加募集中です!

野鳥を初めて見るという方、大歓迎!(募集要項は下を参照
野鳥の「巣」をテーマに不思議を解き明かしていきます。
フィールドに出てレンジャーと野鳥の巣を探したり、室内で巣を分解したりします。

昨年の参加者の様子はこちら。
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野鳥の巣を探しています。

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野鳥の巣に何が使われているか調べています。

みなさんの参加をお待ちしております。

1日目 日時:12月5日(土)10時~15時(雨天延期日:12月12日(土))
2日目 日時:1月16日(土)10時~14時(雨天決行)
集合場所:横浜自然観察の森 自然観察センター
対象:小学生とその保護者40名(抽選)
参加費:無料
申込方法:
Eメール、FAX、往復はがきのいずれかで次の事項をお知らせの上お申し込みください。
1イベント名と希望日  
2.参加者全員のお名前 (小学生以下の方は学年)  
3.電話番号  
4.返信先(FAX、Eメールアドレス、往復はがきの場合住所) 
5.この行事をどこで知ったか

締め切り:11月28日(土)必着 
※延期しました。

●横浜自然観察の森●
〒247-0013
 神奈川県横浜市栄区上郷町 1562-1
電話 045-894-7474 
FAX 045-894-8892
E-mail yokohama-nc☆wbsj.org
※☆を@に変えてメールを送信してください。

秋が深まり、森はだんだんと黄色く色づいてきました。

今、一番目を引くのはヤマノイモなど林縁部の
ル植物たちの黄葉です。
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ハート型の葉っぱがかわいらしいですね。

アカメガシワも見頃です。

自然観察センター前のアカメガシワは真っ黄色になっています。
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黄(紅)葉本番はまだまだこれからです。

ぜひ、森に黄葉の様子を見に来てくださいね。 

M.K 

先月下旬は冬の小鳥たちの飛来ラッシュでした。
その先陣をきったのはシメで10/21にはじめて姿を確認しています。
その後は以下のようにつづきました。
   
10/24 アオジ、ジョウビタキ
10/26 クロジ 10/29 ツグミ 10/30 シロハラ、アトリ 昨年は11月中旬までにウソやアカハラ、ルリビタキなども飛来し定着していました。
この時期になると、ぶじ今年も顔を見せてくれるだろうかと、毎年ソワソワ、ヤキモキしてしまいます。 冬のバードウォッチングシーズン到来です。 双眼鏡を持って森にお出かけください。 自然観察センターでは双眼鏡の無料貸し出しもおこなっています。

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シメ
クロジM2140526
クロジ (※写真は昨シーズン撮影
) 記録の収集には横浜自然観察の森友の会カワセミファンクラブの協力を得ています。 文・写真/かけした

「この毛虫なんでしょう?!」

自然観察センター前で来園者の方の指さした先には、黄金色の毛におおわれた毛虫がいました。

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背中にモヒカン刈りみたいな短い毛の束、おしりの方には紅色の長い毛の束があります。

みんなで囲んでみていたら、モヒカンの間がぱっくり割れ、革ジャンみたいなまっ黒な下地がのぞいて、二度びっくり。

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図鑑で調べてみたら、「リンゴドクガ」というガの幼虫でした。

こんなに派手なので、ドクガやチャドクガのようなさわるとかゆくなる毒の毛があるのかと思いきや、無毒とのこと。

アルバイトのAKさんが、勇気を出して腕の上にのせてみました。

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見た目は派手でこわそうだけど、実は気のいい、パンクスみたいでした。

          (こみなみ)

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