2015年05月

s-ウツギ花20150521生態園
ホトトギスの渡来にややおくれて、
ウツギの花が咲きはじめました。
 
「うの花の におうかきねに
 ほととぎす はやも来鳴きて
 忍び音もらす 夏は来ぬ」
  (佐佐木信綱作詞『夏は来ぬ』)
と唱歌に歌われる、卯の花が、
ウツギの花のことです。
日あたりのよい場所で、
うつむきかげんの花ふさが印象的です。

この季節は、なぜか白い木の花が多いのです。
ガマズミは小さな花があつまって、お皿みたいなかたち。
s-ガマズミ花20150521生態園 (2)

ちょっとだけ色の入ったハコネウツギ。
花の色が最初は白く、やがてうす紅色に変わります。
s-ハコネウツギ20150508モンキチョウの広場 (3)

こちらはツル植物のスイカズラ。
最初は白い花が、黄色に色づいてきます。
s-コマルハナバチメス20150521生態園スイカズラの花に来た (2)

ぱっと見は似たような白い花たちですが、
じっくり見ていくと、形も色もさまざまです。
 
               こみなみ

ホトトギスの季節がやってきました。
5月9日の夕方18時20分ごろに今シーズンはじめてホトトギスの声が聞かれたのですが、
その後しばらくは聞こえませんでした。
おとといから毎日聞こえています。
ぜひ、森にホトトギスの声を聞きに来てください。

M.K 

小鳥たちの巣立ちビナが見られるようになりました。
先日はヤマガラやメジロの幼鳥の群れが
水浴びをしているようすも観察されています。

ところで、このところ幼いスズメもよく見かけます。
観察の森ではスズメはあまり観察できないのですが、
5、6月にスズメの数が増える傾向にあることが
調査結果からわかっています。
近所の工場の屋根で子育てをしている親鳥がエサを
探しにきたり、巣立ったヒナたちがしばらく森で
すごしていくようです。

ちょうどいまは独り立ちしたスズメたちが
森の中を飛び回っているようで園路におりたった
ところにも出くわします。
ぽやぁ~とした顔であたりを見渡すところをみると
危険なことなどをいままさに学んでいるのかな
などと想像してしまいます。

スズメたちにとって森はまるで学校のようです。

もしそんな子たちを見かけたらそっと見守ってくださいね。

M5153933
ハシブトカラスの声に頭上を見上げたスズメの幼鳥

文・写真/かけした

観察の森ではフジの花が見ごろを迎えています。
s-DSC_0681

フジはミズキの道沿いのミズキの谷やヘイケボタルの湿地など
園内のいたるところで見られます。

木の高いところで見られる場合が多いので
森を歩く際は上のほうも注目してみてくださいね。

横浜霊園前の大船行方面バス停からは園内に自生しているフジと
外部から持ち込まれ、もともとこの地域にはないヤマフジの2種類が観察できます。
森の中では外来種であるヤマフジは除去しているのでほとんど見られません。

s-DSC_2450
手前がフジ、奥がヤマフジです。※写真は昨年度撮影されたものです

M.K 

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