コナラの道を歩いていると、ウリ科の植物の葉の上に、普段よく見るナミテントウやナナホシテントウよりも少し大きなテントウムシを見つけました。
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黄色味の強いオレンジ色で、盛り上がった甲羅のようなはね(前翅)にはこまかい毛が生えています。
そして、よく見るとテントウムシの下には食べ痕が…
トホシテントウ文字
食べ痕があるということはウリ科の植物を主に食べるテントウムシなのかな?
何テントウだろう?と考えながら観察センターへ。

先輩レンジャーに写真を見てもらうと
「こういうのはだいたい星の数(黒い点)を数えたらいいんだよ!1、2、3、4、5、6、7、8、9、10個!これはトホシテントウだね!!」とスピード解決しました。

図鑑でトホシテントウを調べると、大きさは5.4~7.5㎜ アマチャヅルやカラウスウリなどの葉を食べる。前翅に10個の黒点がある。とあります。

観察してわかった特徴はだいたい図鑑の内容と合っていたのに、単純な名前がわからなかったことが悔しい…
今度から名前のわからない生きものに遭遇したら、まず見たまま名前を予想してみよう!と思います。
見た目からそのまま名前がついている生きものも多いので、案外当たるかもしれません。 


文・写真:かない

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観察センター再開について